こんにちは。熊谷友見です。

家の購入であったり借りる場合など、風水的に良い家というのを気にする人が多くなってきたような感じがあります。

ですが、エンタメ的な見方をされている影響もあり、信じなくても問題ないと思っている人も一定数います。

風水は、単なる「置物の位置」だけでなく、人生と空間の関係性を読み解く総合的な視点を養うものといった感じなんですね。

もしあなたが、占い師としての知識の幅を広げたいと思っているなら、確実に身につけておきたいスキルのひとつではないでしょうか。

風水を勉強したことがない人でも、間取りの見方を少しでも身につけて、自分の家だけでなく相談者の家の運気をアップさせてくださいね。

風水の基本:運気を左右する間取りの重要性

風水は「環境が人の運命に影響を与える」という思想に基づいた、古代中国から伝わる環境哲学です。

その中でも、特に重要とされるのが「間取り」になります。

家や部屋の形、配置、動線などが住む人の健康・金運・人間関係などに大きく関係するとされているからなんですね。

これから占い師を目指す方にとって、風水の知識は非常に有効なスキルの一つ。

相談者の人生をより良く導く際に、「今の環境がその人の運気にどう影響しているのか?」という視点を持つことで、アドバイスの幅と深さが格段に増すことができますよ。

間取りが運気に与える影響とは?

間取りとは、単に部屋の配置や広さの問題だけではなく、「気」の流れに大きく関わる要素です。

たとえば以下のような間取りが、運気に影響を与えると言われています。

  • 玄関からすぐキッチンが見える間取り:金運が逃げやすくなる
  • 家の中央にトイレがある間取り:健康運や家族運に悪影響を及ぼす
  • 玄空飛星で吉の間取り:健康運・金運が高まりやすい

こうした知識を持つことで、鑑定結果に説得力と具体性が増し、相談者からの信頼も高まります。

占術との組み合わせで的中率アップ

風水は、タロット、四柱推命、紫微斗数、数秘術などの他の占術と組み合わせることで、さらに具体的な改善提案が可能になります。

たとえば「恋愛運が停滞している」と出た相談者に対して、玄関や寝室の方位・レイアウトを変えるアドバイスを加えることで、目に見える変化を実感してもらいやすくなりますよ。

占い師としての幅を広げるために

風水を学ぶことは、単なる知識習得ではなく「占い師としての信頼性を高める武器」を手に入れることでもあります。

特に、家族や生活の相談が多い占い師には必須のスキルだと思います。

まずは基本的な間取りの良し悪しを学び、日常生活や自分の鑑定にも応用してみてくださいね。

実体験を交えることで、相談者にもリアルなアドバイスができるようになりますよ。

風水とは何か?基本的な考え方を解説

風水(ふうすい)とは、古代中国で発展した「気の流れ」と「自然環境」との調和を重視する思想で、人間の運気や健康、人生の流れに大きな影響を与えるとされています。

風は「気」、水は「流れ」を象徴し、「気の巡りを整えることで運が整う」というのが風水の基本的な考え方です。

占い師として活動していく上で、風水の基礎知識はとても有益なアドバイスを提供できますよ。

恋愛運、金運、家庭運など、相談者が日常で抱える悩みに対し、住環境という「目に見える現実」を整える提案ができるからなんですね。

風水の中心概念:「気」と「陰陽五行」

風水の根幹にあるのは「気」と「陰陽五行」です。

  • 気(エネルギー):すべての物事の流れや調和を決める目に見えない力。
  • 陰陽五行:木・火・土・金・水の五つの要素がバランスを取り合い、人生に影響を与えるという考え方。

住まいの中でこの五行や気のバランスが崩れると、住む人の心身や運気にも影響が及びます。

だからこそ、玄関の位置や部屋の使い方ひとつで人生が好転することもあるんですよ。

占いに風水を取り入れると何が変わるか?

風水は、タロットや四柱推命、数秘術などの「内面を読み解く占術」とは異なり、「環境に働きかけて運気を動かす占術」です。

占いの結果に対して、「どう行動すればいいか」が具体的にアドバイスできるようになるのが大きな利点。

より現実的かつ納得感のある鑑定が可能になりますよ。

まずは風水の基本から身につけよう

風水はとても奥が深い学問ですが、最初は「玄関」「寝室」「トイレ」など運気に直結しやすい場所から学び始めるのがおすすめです。

間取りや方角、インテリアの配置などを意識するだけでも、鑑定内容に説得力が出てきます。

風水を学ぶことで、占い師としての引き出しが増え、より多角的な視点で相談者に寄り添えるようになります。

あなたの占い鑑定に、「環境」という視点を加えてみてくださいね。

こちらの本で風水の基本を学ぶことができますよ。

間取りが運気に与える影響とは?

占い師として活動を考えているあなたにとって、「間取りが運気に与える影響」を理解することは、鑑定の幅を広げる重要な一歩です。

風水や環境心理学の視点から見ると、間取りの良し悪しは住む人の心身や人間関係、金運、仕事運などに直結すると考えられています。

間取りは「気の流れ」をコントロールする設計図

風水において間取りは、家全体の「気(エネルギー)」の流れを左右する基本構造です。

たとえば、玄関からまっすぐ奥まで見通せる間取りは「漏財宅」とされ、金運が下がりやすいと言われています。

一方で、気がゆるやかに巡る間取りは、家全体に良い運をもたらしますよ。

運気に影響を与える間取りの代表的な例

占い師としては、以下のような間取りに注目できるようになると良いでしょう。

  • 玄関とトイレが近すぎる → 金運・健康運が乱れやすい
  • 家の中心に階段や水回りがある → 家族関係や体調に悪影響
  • お風呂が鬼門(北東)にある → 子供ができにくい

こういった間取りの特徴を見抜けると、単なる性格診断や未来予測ではなく、「今の生活環境がどう影響しているのか」を伝えられる鑑定ができます。

間取りの知識をどう活かすか?

相談者から「最近良くない」「家族関係がギクシャクしている」といった悩みが寄せられたとき、間取りと運気の関係を指摘できる占い師は信頼されやすくなります。

さらに、「家具の配置をこう変えると良い」「ラッキーカラーを取り入れてみては」といった具体的アドバイスを加えることで、満足度の高い鑑定へと繋がりますよ。

間取りの知識は、占い師としての実力を裏付ける見えない武器になります。

五感で感じるだけでなく、住まいの構造から運気を読み解く視点を持つことが、あなたの鑑定に深みと説得力を加えてくれるはずですからね。

住んではいけない間取りとは?見方を解説

占い師として活動を始めたいあなたにとって、「住んではいけない間取り」の知識は鑑定アドバイスとして伝えることができます。

家という空間は、ただの生活の場ではなく、「運」を溜め込み・循環させる器です。

間取り次第で、その器が運を逃したり、悪い気をため込んでしまったりします。

運気を下げやすい代表的な間取り

風水的観点から、以下のような間取りは「住んではいけない」とされます。鑑定に活かすためにも、ぜひ覚えておきましょう。

玄関を開けるとすぐに階段やトイレがある

気が分散し、金運・人間関係が不安定に。

家の中心にトイレやキッチンがある

家族関係や健康運に悪影響。家の「心臓」にあたる場所を汚す形になります。

鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に水回りが集中している

邪気を引き込みやすく、心身の不調や対人トラブルが増えやすい傾向に。

光が全く入らない北側の部屋を寝室にしている

陰の気が強まり、精神的に落ち込みやすくなります。

家の形に欠けがある

欠けがある場所によって、人間関係や金運などが悪くなり、トラブルが起きやすい。

占い師として間取りを読む力

これらの間取りの知識をもとに、「どうして運が停滞しているのか」を環境面からアドバイスできれば、他の占い師との差別化できます。

特に現代の相談者は、「なぜそうなるのか」を論理的に説明してほしい傾向が強いため、空間や構造から運の流れを読み解ける力は大きな強みです。

解決策の提示も信頼につながる

もし「悪い間取り」に住んでいる相談者がいたら、「観葉植物で気を中和する」「家具の位置を変える」「カーテンの色を変える」など、簡単に実践できる気の調整法を教えるのがポイントです。

占い師として「住んではいけない間取り」を見極められることは、単なる鑑定にとどまらず、人生の質そのものに影響を与えるアドバイザーになれるということ。

ですが、実践できるアドバイスがほとんどなく、引っ越し以外選択肢がないケースもあることは事実です。

空間を整えることが、運を整える第一歩であるという視点を、ぜひ大切にしてください。

風水的な間取りをシミュレーションする方法

占い師を目指すあなたにとって、風水的な視点から間取りを読む力は非常に有効です。

運気の上がる住まいを提案したり、相談者の「なぜかうまくいかない原因」を空間から読み取ったりできれば、より実践的で信頼される鑑定が可能になります。

では、実際に風水的な間取りをどうシミュレーションすればいいのかを解説します。

1.間取り図を用意する

まずは実際の住宅の間取り図(物件サイトなどからでもOK)を用意します。

自宅や相談者の住まいの間取り図でも構いません。

図面は上が「北」になっているか確認し、方位をきちんと取れるようにしましょう。

2.磁北を確認する

間取り図は、真北で記載されているケースがほとんどです。

風水で間取り図を見る場合は、真北→磁北に変更する必要があるんですね。

物件がある住所から、磁北にするためにどのくらい真北からずらさなければいけないかを確認します。

ずらす度数に関しては、国土地理院のホームページで確認することができますよ。

国土地理院のホームページはこちら

3.八方位の区分をし、凶位・吉位をチェックする

八方位の区分と、トイレ・キッチン・寝室・玄関など主要設備の位置を照らし合わせて、運気の流れを確認します。

  • トイレが家の中心にある→家庭運・健康運がダウン
  • 玄関が凶方位になっている→トラブルや災いの入り口
  • 寝室の場所→凶方位になっていない場所を選択

など、これらを読み解きながら、全体の気の流れを判断していきます。

4.改善案をシミュレーションする

風水のポイントは「完璧な家」を目指すのではなく、「気の流れを整える工夫をすること」です。

既存の家であれば、100%完璧な家になることはありませんので、6~70%良い条件になれば良しとしてもいいのではないかと思います。

シミュレーションでは、以下のような改善案を考えてみましょう。

  • 鬼門のトイレ→清潔に保ち、観葉植物で気を中和
  • リビングの家具の配置→パーテイションなどで吉意を上げる工夫をする
  • 寝室の枕の位置→生年月日と部屋の間取りで寝る場所を決める

占い師としての応用に風水の間取りチェックを

このシミュレーションの練習を重ねることで、相談者の間取りを鑑定したり、引越し先の風水チェックを依頼された際に役立ちます。

風水は目に見えない「気」を、空間の中でどう扱うかという技術です。

だからこそ、図面でのシミュレーションは、机上では得られない空間感覚を養う練習になります。

今の時代の家は、複雑な造りになっていたり、デザイナーズマンションなどでオシャレが売りの家が増えてきているのも事実です。

一見、良さそうに見える家であっても、実は良くない物件の方が圧倒的に多いですから、その判断ができるだけでも占い師としての差別化はできます。

風水の間取りの見方の基本をぜひ覚えて、実際の鑑定に活かしてくださいね。

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