こんにちは。熊谷友見です。
2021年11月16日に、浅草に「東京タロット美術館」がオープンしました。
ネットニュースで話題に上がっていたので、メインでタロット占いは行っていませんが、ぜひ行ってみたい!と思い、予約をして行ってきました。
コロナの影響もあって、事前予約のみですので、出かける際は必ず予約をしていきましょう!
目次
東京タロット美術館の魅力とは?
タロットの世界観をより深く知りたいなら、一度は足を運んでおきたい場所があります。
それが、「東京タロット美術館」です。
この美術館は、単なる展示施設ではなく、「タロットの精神性・芸術性・歴史的価値」を体感できる聖地ともいえる存在。
タロットに本気で向き合いたい方や、占い師としての感性を磨きたい方にとって、まさにインスピレーションの宝庫とも言えますね。
タロットカードの輸入を行っている会社が運営
タロットカードの輸入を行っている「ニチユー」という会社が、東京タロット美術館の運営を行っているようです。
タロットカードは、東急ハンズで購入した程度ですから、そんな会社があったことすら知りませんでした^^;
私の知識不足はまったく参考になりませんが、東京タロット美術館に行けば、タロットの奥深さや芸術性も堪能できますよ。
魅力①:世界中のタロットが集結
東京タロット美術館では、ヨーロッパを中心に世界各国で制作された歴史的なタロットカードやアートカードが数百点以上展示されています。
有名な「ウェイト版」「マルセイユ版」はもちろん、芸術家が手がけた一点もののデッキなど、タロットの多様性と美しさを間近で感じることができます。
見るだけでなく、「このデザインにはどういう象徴が込められているのか?」という視点を持って鑑賞することで、リーディングの引き出しも豊かになりますよ。
魅力②:タロットの象徴世界に没入できる空間
美術館の館内は、まるでタロットの世界に入り込んだかのような神秘的な空間なんですよね。
アートや照明、音の演出までもがカードの雰囲気を再現しており、「占う」という行為の奥にある精神性を感じさせてくれる場所です。
占い師としての「感性」を磨くには、こうした美術的・直感的な体験も非常に大切だと思います。
魅力③:学びとインスピレーションを得る企画展・ワークショップ
美術館では、定期的にタロットの歴史や象徴学、文化背景を掘り下げる企画展示やトークイベント、ワークショップも開催。
カード一枚一枚の意味を深く学ぶ機会が得られるため、初心者からプロ志望の方まで幅広く楽しめる学びの場となっています。
東京タロット美術館へのアクセス
所在地・目印
住所:東京都台東区柳橋2-4-2 Ubase浅草橋6階
東京タロット美術館は、東京都台東区にある「Ubase浅草橋」のビル内にあります。
最寄駅からのアクセス
JR総武線「浅草橋」駅東口 徒歩3分
都営地下鉄浅草線「浅草橋」駅A6出口 徒歩1分
電車で行くなら、JR浅草橋が近くて便利ですよ。
営業時間と注意点
- 完全予約制となっているため、訪れる前に公式サイトからの事前予約が必要です。
- 営業日は不定期のため、展示内容や開館スケジュールを必ずチェックしましょう。
- 鑑賞に集中できる静かな空間のため、少人数制での入場となっています。
初めて行く方へのプチアドバイス
- 館内は写真撮影NGのエリアもあるので、マナーを守って静かに鑑賞しましょう。
- ノートやメモ帳を持って行くと、カードの印象やインスピレーションを書き留めるのに便利です。
- 見学だけでなく、実際にタロットカードの見本が置いてありますので、試し占いをすることもできます。
東京タロット美術館の特徴
私が東京タロット美術館に行った時の過ごし方と特徴などをご紹介します。
中に入ったら、タロットカードの1枚引きをする
中に入ると、土足厳禁なので、スリッパに履き替えます。
できたばかりなのでとても綺麗で、美術館ですからとっても落ち着いた雰囲気。
受付の方が、色々と説明をしっかりとお伝えしてくれるので、迷うことはないと思います。
受付でタロットカードの1枚引きをして、過ごすための自分のキーワードになるのだそうです。
私が引いたカードは、「女教皇」のカードでした。
色んなカードを見てみたいとか、知見を広めたいという観点から行こうと思ったので、まさに自分のテーマとなるカードが出ましたね。
さすがタロットカード!と、改めて感動しました^^
タロットカードを中心に、世界の厳選されたカードが展示
行ってみて思ったのは、「タロット好きじゃなくても楽しい!」の一言。
私は、タロット占いなどの西洋系の占いは、それほど深く学んでいないので、実際はさらっと見て早々に切り上げて…なんて思っていました。
女教皇ですから、知識が増えることが目的でもあったので、ホントにそのままでしたが、中に入った瞬間、あまりのタロットカードの種類に圧倒されっぱなし。
いくつか知っているカードはありましたが、想像以上のタロットカードの種類に、時間をかけて見ていたらあっという間に時間が過ぎてしまいます。
タロットカードがメインですが、オラクルカードなどもあり、見ているだけでもワクワクしまくりでした。
販売されているカードがたくさんあるので、気に入ったカードをその場で購入することも可能です。
サンプルのタロットカードで、占いをすることもできる
すべてのタロットカードではありませんが、一部、サンプルで占いが体験できるタロットカードがおよそ15~20種類ほどあります。
形の違いや、枚数が違うものなど、普段見たことのないカードがありましたね。
展示されているタロットカードで、買おうか少し迷っていたものがあったので、試しにサンプルのタロットカードで購入して良いかを占ってみました。
その結果、「購入不可」と、サンプルではありましたがハッキリと出されてしまい、今回は購入を断念しました。
確かに、購入して満足し、そのまま使われない気もしていたので、タロットに見透かされてたんですね(笑)
サンプルのタロットカードの中で、手塚治虫先生の漫画のキャラクターが描かれているタロットカードがあり、欲しいなと思っていましたが、やはり購入して満足して終わりそうな感じはありました。
タロットカードの絵柄のファイルがあるので、出さなくても箱の中身を確認することができる
展示販売しているタロットカードは、箱が開けられないようになっているので、絵柄を確認することができません。
ですが、展示販売しているタロットカードにはそれぞれ番号が記載されており、記載されている番号の該当するファイルを見れば、どんな絵柄のタロットカードなのかを確認できます。
ファイルもたくさんあり、ファイル自体も厚さがあるため、一通り見るだけでもかなり時間がかかります。
気になるタロットカードがあれば、その番号をチェックしておいて、ファイルで中身を確認すれば、時間の短縮ができるかと思います。
滞在時間は90分なので、目星をつけた方が良い
こちらは予約制で、当日問い合わせをしても入館できないことが多いです。
私がファイルを見ていた時、直接来館してお話されている方がいらっしゃいましたが、入館できなかったので、日程がある程度わかるのなら確実に予約をした方が良いです。
滞在時間も90分と決められているため、時間を考えて来館されることをおすすめします。
私は、さらっと見てすぐに帰ろうと思っていた程度だったんですが、実際に行くとさらっと見ては終わりませんでしたので(笑)
実際は、時間いっぱいまで過ごして帰りました。
写真撮影は一部を除いて禁止
ここは一般的な美術館と同じですが、一部の場所を除いて写真撮影が禁止となっています。
私はあえて撮影しませんでしたが、受付の時に撮影可能の場所を教えてもらえますので、確認すると良いです。
占いよりも「美術館」なので、芸術的な意味合いが強い場所のような印象がありましたので、作品を見に行くという感覚で行くのも楽しめる要因ではないでしょうか。
購入目的でなくても、予約制なので人数制限されていますから、ゆっくり過ごすことが可能ですよ。
貴重なタロットカードも見れて、タロットカードをより身近に感じれる場所
今は手に入らない、とても貴重なタロットカードの展示もあり、本当に美術館そのものです。
なので、今まで知らなかったタロットカードを知ることもできますし、普段触らないカードも体験できるため、今まで以上にタロットカードというのを身近に感じられる場所といった感じです。
あまりタロットカードに詳しくなくても、ちょっとタロットカードに興味があるという程度でも、十分に満足できるのではないでしょうか。
私自身も、今までのタロットカードのイメージが、ここに来たことで変わりました。
ここ最近触れていなかったタロットカード、家に帰ったらまたタロットカードと向き合いたいなと思いました。
最後に
東京タロット美術館は、新しくできたばかりの美術館ですから、知らない方はまだ多いかと思います。
関東圏であれば浅草なら行きやすいと思いますが、普段から行けるような場所でないなら、必ず予定を立てて予約をしてから来館するようにしてくださいね。
私は、自分で思っていた以上に時間いっぱいに過ごしましたから、行く前とまったく印象が違いました。
時間通りに過ごす予定で考えた方が良さそうですし、もし、短い時間で出たとしても、浅草にありますから他で楽しむことも可能です。
タロット自体はあまり知らなくても、占いに興味があれば十分楽しめる場所でもありますので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。