こんにちは。熊谷友見です。
タロット占いは、古代から多くの人を魅了し続けている占いで、占ってもらうとよく当たっていて、なぜ当たるのかさえも不思議に感じますよね。
よく当たると言われているタロット占いですが、自分がわからない相手の気持ちさえも簡単に当たってしまうのも魅力の一つでもあります。
この記事では、相手の気持ちがなぜ当たるのかについて、現役占い師の観点から解説したいと思います。
目次
タロット占いでなぜ当たるのか?
タロット占いが当たるとされる理由は何でしょうか?
占いが当たる仕組みを知ることで、あなたもタロット占いで当てることが可能になりますよ。
タロットカードが人の生き方そのものやヒントを表している
タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の、合計78枚で構成されています。
単純に枚数が多いということは、人生には色んなことが起こることも表していると言えますね。
それぞれのカードが持つ象意にも色んな特徴があり、カード1枚でも色んな解釈ができるんです。
人の生き方やヒントが隠されていて、東洋占術の周易も同じことが言えます。
周易は六十四卦あり、同じように人の生き方やヒントが隠されていますし、いくつか易卦を出すことで細かい状況やヒントがわかるんですね。
タロットカードも周易と同じということなんですよ。
それぞれのカードが深層心理に呼びかけ、無意識で感じている相手の気持ちを明らかにしているんですね。
タロット占いが当たる理由の一つに、占いに適した「場」がある
タロット占いを含め、占いには適した「場」があります。
どこの場所でも良いわけではなく、占いが集中できる適した場所というのが重要だったりするんですね。
この「場」は、占い師が集中して占いの神様に問いをする空間だと思ってもらうとわかりやすいかもしれません。
私が普段鑑定している時、周りがうるさいような場所だと集中力に欠けてしまうのと、「場」が乱れている状態では、いくら占いをしても当たらなくなってしまいます。
友だち同士の会話であっても、周りが騒がしくて会話ができなかったら、会話が続かないですよね?
占いであればなおさらで、占いの神様に質問をするわけですからね、占いに集中できなければ意味がありません。
出来るだけ静かな環境で占える場所が、占いに適した「場」を作ることができて、タロット占いが当たる的中率を上げることも可能になってくるんですよ。
タロット占いで潜在意識や集合的無意識から情報を読み取る
タロット占いが当たる理由の一つの中に、潜在意識や集合的無意識の情報を読み取ると言われています。
簡単に言うと、自分で認識できない部分をタロットカードが教えてくれているような感じでしょうか。
自分が自覚していない部分なので、奥底にある本心を出しているということにも繋がりますが、潜在意識などは認識できないため、自力でコントロールすることはできません。
自分の中にある本質的な部分と言いますか、無意識の領域みたいな感じなので、自覚がないんだと思います。
その自覚できない場所にアクセスし、タロットカードに反映させているために当たると言われているんですね。
生年月日の占いで見た時でも、どんな性格なのかがわかるのと同じで、自分の潜在意識ですから認識しやすいのかもしれません。
タロット占いは西洋占術の一つですので、潜在意識よりもスピリチュアルなイメージの方が強く感じている人が多いですね。
占い師の経験とスキルでタロット占いが当たる
タロット占いが当たると感じられる要素の一つに、占い師自身の経験とスキルがあります。
熟練した占い師は、タロットカードの潜在意識や集合的無意識の部分を読み取る技術が優れていると言えますね。
タロットカードの読み取り方に経験値で差が出るのは、仕方がありません。
短期間でタロット占いができる人は、直感力が冴えているケースもありますので、右脳を使っている比率が高いと考えられます。
霊感があるからタロット占いができるわけではありませんが、こういった感覚もある程度鍛えることは可能ですから、ぜひタロット占いの練習と共にやってみてくださいね。
タロットカードが示す相手の気持ち
タロットカードが具体的にどのように相手の気持ちを示すのか、更に掘り下げていきましょう。
集合的無意識で相手の気持ちと繋がっているから
タロット占いは、恋愛に関する相手の気持ちを読み解くのに使われることが多いですよね。
なぜ相手の気持ちがわかるのでしょうか?
その理由として、先ほどお伝えした集合的無意識が関係しています。
この集合的無意識は、「人類全体が共有している無意識」と言われています。
タロット占いで、相手の気持ちを知りたい時は、この集合的無意識で繋がっているために、タロットカードにその気持ちを反映させることができるからなんですね。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、この部分にアクセスしているため、相手の気持ちがわかっちゃうんです。
それこそ芸能人のように、相手は私のことを知らないけど私は相手のことを知っているというケースの場合でも、集合的無意識で繋がっているから占うことができるんですよ。
芸能人を占うことはできても、あまりお互いが知っていなければあまり関係ないことが多いんですけどね…。
タロット占いとの相性が良いと当たりやすい
タロット占いが当たりやすくなるのは、占い師だけでなく、相談者やタロットカードとの相性が良いと当たりやすくなります。
相性が良いと仲良くなれるのと同じで、タロットカードが素直に答えてくれます。
人でも同じで、嫌いな人に話しかけたり仲良くしないのと同じですからね。
私がカードを使って占う時は、主従関係をしっかりと伝えています。
これも大切で、タロットカードによっては占い師の質問に素直に答えないのもあったりしますからね。
相性が良くなかったり、占い師・相談者・タロットカードの三方良しの状態にできたら、かなりタロット占いは当たるようになりますよ。
同じ日に何度も占ってもらうと相手の気持ちがわからなくなる
相手の気持ちを知りたくて、占い師の元へ行くというのは自然な流れだと思います。
自分では知りたくても知れない部分ですから、占いで確認したくなるのは当然ですよね。
ですが、占いで相手の気持ちを聞くのは「1度だけ」というのが原則です。
中には、相手の気持ちを占ってもらった後、納得できずに他の占い師の元へ行き同じ質問を投げかける人がいらっしゃいます。
何とかしたくて焦る気持ちもわかりますが、最初に教えてもらった答えが変わることはありません。
むしろ、2回3回と同じ質問をすると、占いの神様の怒りを買うことになるため、本当の答えを教えてくれなくなると言われています。
占いの世界では、当たり前の常識みたいなものですが、感情的になっているとこういった行動を起こす人が出てくるんですね。
そうすると、せっかく教えてもらった相手の気持ちは、もう占っても教えてもらえなくなるので、全く違う答えを出されるようになります。
ある程度の期間が経てば、同じ質問をしても大丈夫なので、短期間で同じ質問を色んな占い師に相談するのはやめましょうね。
相手の気持ちがなぜ当たるのかは環境が整っているから
タロット占いで、相手の気持ちがなぜ当たるのかを理解できたかと思います。
潜在意識や集合的無意識と、占いの神様の影響が大きいと感じています。
何かが欠けてしまえば、それだけ当たる確率が下がってしまいますが、それをカバーするのは占い師の経験とスキルになります。
占い師の経験やスキルが高ければ高いほど、タロット占いが当たりやすくなるからなんですね。
この経験とスキルは、相手の気持ちを読み解くのに重要だと思います。
ただ、タロット占いは初心者には始めやすい占いですし、毎日少しずつでも占うことでスキルアップに繋がりますからね。
初心者の段階だと、人を占うこと自体が不安になるかと思いますが、経験を積んでいくことでその不安もなくなっていきますよ。