こんにちは。熊谷友見です。
風水は古くから多くの人々に信じられ、生活に取り入れられてきていますよね。
しかし、風水の効果がなく当たらないと感じる人がいるのも事実です。
この記事では、風水の当たらない理由や原因、そして解決策について詳しく解説したいと思います。
風水が当たらない理由とは?
占い師を目指して風水に興味を持っている方の中には、「風水って本当に当たるの?」「思ったほど効果がないように感じる…」と疑問に思っているケースもあるかもしれません。
実は、風水が「当たらない」と感じるのにはいくつかの理由があるんですね。
ここでは、風水の効果が出にくいケースや、正しく活かすためのポイントをご紹介します。
正しい知識や方法で実践できていない
風水には「方位」「気の流れ」「陰陽五行」など、多くの要素が複雑に絡み合っています。
プロの風水師になれば、「玄空飛星」という理気風水を使用しています。
自己流やネットの断片的な情報だけで実践しても、効果が出にくいことがあっても不思議ではないんですね。
特に、吉方位やインテリアの配置は、個人の生年月日や家の構造によって変わるため、一般論がそのまま自分に合うとは限りません。
風水だけに頼ってしまっている
風水はあくまで「環境を整えることで運気の流れを良くする手段」のひとつです。
ですが、家の土地の磁場が悪ければ、風水をいくら実践したとしても思った以上に改善できないといったケースもあるんですね。
マンションであれば、間取りの変更は難しく、引っ越し以外の選択肢がない場合も出てきます。
効果が出るまでに時間がかかる
風水は一瞬で劇的に効果が出るものではなく、環境を整え、少しずつ「気」の流れを変えていくものです。
植物を育てるのと同じで、時間をかけて変化するものなんですね。
そのため、すぐに結果が出ないと「当たらない」と感じてしまう人もいるのではないかと思います。
本人の運気の流れと風水が合っていない
風水は「地の気」を整えるものですが、「天の気(生まれ持った運勢)」や「人の気(考え方や行動)」も含めた三位一体のバランスが必要です。
風水は、擇日(たくじつ)で物事を始めるタイミングを決めるという方法があり、これを知らない風水師はいません。
たとえ風水が良くても、タイミングが悪いことを続けていたら、なかなか実感できないことがありますよ。
風水が当たらない=効果がないとは限らない
「思っていたような効果が出なかった」からといって、風水がまったく意味のないものだとは言えないんですね。
風水は目に見えない「気」の流れを整えることで、運の土台を強くする役割があります。
すぐに目に見える成果がなくても、無意識のうちにポジティブな変化を引き寄せていることも多いのも事実。
私自身も、気づいたら良くなっていたということもいくつかあったので、案外気づかないケースもあるんですよ。
風水と不動産の関係
占い師として活動していくうえで、風水と不動産の関係を理解しておくことはとてもメリットがあります。
家や土地は、その人の運気に大きな影響を与える「場」のエネルギーを持っています。
特に、引っ越しや購入・売却といった人生の節目に関わる不動産に対して、風水の知識を持ってアドバイスできると、信頼される占い師としての幅も広がりますよ。
なぜ不動産と風水は関係が深いのか
風水は「地の気」を読み取り、環境のエネルギーを整えることで運気を高める開運法です。
住まいは、人が長い時間を過ごす場所であり、そこに流れる気の質は、住む人の健康・人間関係・金運・仕事運などに直接的な影響を与えます。
玄関の方角や間取り、周辺環境の気の流れひとつで、住む人の運気が良くも悪くも変化します。
占い師として知っておきたい「風水と物件」のチェックポイント
立地(周辺環境)
- 家の前に大きな道路が突き当たっている(T字路)
- 近くに墓地、病院、学校、川などがあるか
これらは気の流れに影響し、「殺気」や「陰の気」が強くなることがあります。
建物の方位
- 玄関やリビングがどの方位を向いているか
玄関の向きによって、財運や健康運などが左右されます。
間取りと動線
- 玄関を開けるとすぐにトイレがある、キッチンとトイレが近すぎる
気の流れが滞りやすくなり、住む人の運気にも悪影響が出ます。
日当たりや風通し
- 風水では「光」と「風」は良い気を取り入れる大切な要素。
暗くジメジメした物件は、陰の気が溜まりやすくなります。
不動産や引っ越し先選びに風水を活かすメリット
引っ越しや購入前に吉凶がわかる
物件を選ぶ前に風水の視点から判断することで、失敗の少ない不動産選びが可能になります。
住む人に合った物件が選べる
風水と併せて、命術(四柱推命や西洋占星術)でその人の五行バランスを見れば、「木の気が強い家が合う」「火の気が多すぎる家は避けた方がいい」といった個別アドバイスもできます。
信頼される占い師としての価値が上がる
風水×不動産のアドバイスができる占い師は、人生の重要な決断を支えられる存在として信頼を集めやすくなります。
特に住宅購入や引っ越しは、多くの人にとって一大イベントですからね。
土地や環境が運気に与える要素
占い師として活動していく上で、「人の運気は住む場所や環境によって大きく左右される」という風水の基本を理解しておくことはとても大切です。
運を読み解き、導く仕事をするなら、「人」だけでなく「土地や環境」の力にも目を向ける視点を持つようにしましょうね。
なぜ土地や環境が運気に影響するのか?
風水では、宇宙のエネルギーが「天(天の気)・地(地の気)・人(人の気)」の三つに分かれて存在すると考えられています。
人の生まれ持った性質(天の気)や行動(人の気)と同じくらい、「地の気=土地や環境のエネルギー」が運気に大きく関わっているんですね。
どんなにポジティブで努力家な人でも、運の流れが悪い土地や環境に住んでいれば、本来の力を発揮しにくくなってしまうこともあります。
現在では、昔と違って電化製品をたくさん使っていますから、磁場や電磁波の影響で運気の低迷や体調不良などを引き起こすことがわかっています。
運気に影響する土地や環境の具体例
地形・地勢
- 山に囲まれている、川の近く、低地か高地かなどは、土地のエネルギーに直結します。
たとえば、風水では「背山臨水(後ろに山、前に水)」の土地は運気が安定するとされます。
周辺の建物や構造物
- 家の前に電柱、鉄塔、高層ビル、墓地などがあると、圧迫感や陰の気が強まりやすくなります。
これらは「煞(さつ)」と呼ばれるネガティブな気を生み出すことがあります。
風の流れ・空気の質
- 風が強すぎる場所、空気がこもるような地形は、気の流れが乱れやすくなります。
良い「気」が循環しにくい環境では、心身にも悪影響を及ぼしやすくなります。
日当たり・明るさ
- 日照時間が極端に少ない土地、ジメジメしている場所などは陰の気が強まり、運気低下の原因になります。
地域全体の気
- 古くから栄えてきた街や、地域住民の雰囲気が明るい場所は、良いエネルギーを持っていることが多いです。
事件や災害が多発しているエリアは注意が必要です。
解決策は風水を取り入れた家づくり
これから占い師を目指すあなたにとって、「風水を取り入れた家づくり」は、鑑定の幅を広げることができます。
家は人の運気を大きく左右する「運の器」とも言えます。
住まいを整えることは、その人の人生を整えることと深く繋がっていますからね。
風水の知識を家づくりに応用できれば、人生に寄り添える実践的な占い師として、より多くの人に必要とされる存在になれますよ。
風水で考える「良い家」とは?
風水において、良い家とは単に「綺麗」「広い」だけではありません。
そこに流れる「気」が心地よく、住む人の五行バランスや方位と調和していることが大切です。
プロの風水師であれば、らん頭風水や理気風水を上手に取り入れることが可能になります。
以下のポイントは、家づくりやリフォームの際に意識されると良いものです。
家づくりにおける風水の基本要素
土地
家が建つ土地が悪かったら、いくら建物を整えても良い気を上手に取り入れることが難しいです。
殺気がなく、磁場の整った土地に家を建てるのが良いですが、土地に穴を開けて炭を埋めることで磁場を整えることが可能です。
玄関(気の入り口)
玄関は運気の入口。
明るく清潔に保ち、鏡を置くなどの風水テクニックで良い気を呼び込みます。
玄関の向きの方位によって吉凶が変わり、凶の要素が強い場合は玄関の向きを変えるという方法もあります。
リビング(気を循環させる場所)
家族運や調和に関わる場所。
広く開放的にし、窓から自然光を取り入れることで気の循環が良くなりますし、理気風水の観点でも良い場所に配置したい場所でもあります。
インテリアの色も、五行に合わせて整えると効果的ですよ。
寝室(運を蓄える場所)
寝室は、体を休ませチャージする場所。
寝る方角(頭の向き)やベッドの配置で運気が変わるので重要な場所の一つです。
キッチン(火と金運の関係)
キッチンは家族の健康や金運に直結します。
水と火(シンクとコンロ)の位置バランスが崩れていると、運気に悪影響が出やすいです。
コンロの向きによっても、運気に影響が出ることもあるため、チェックしておきたい場所ですね。
風水が当たらないのは建物と土地の両方の知識で対策が必要
風水が「当たらない」と感じるのは、間違った方法や一時的な結果に目を向けてしまっている場合が多いです。
今は、電磁波の影響もあるため、良い土地が悪い土地に変わってしまっているという現状もあります。
建物だけの対策だけでは、土地の状態によって、風水が当たらないのではなく簡単な対策だけでは変わらないということなんだと思います。
風水の場合は、独学は難しいので、きちんとしたところで正しく学び、時間をかけて実践し、運勢と組み合わせて活用することで、風水の本当の力を引き出すことができると感じています。
良い土地を手に入れることが難しいため、悪影響が少なく、磁場が整っている場所を基準として、風水に沿った家を建てられるのが理想だと思います。