こんにちは。熊谷友見です。
風水の世界では、「龍」はただの神話上の生き物というイメージが強いですよね。
十二支の中で唯一想像上の生き物ということで表現されています。
ですが、私たちに与えるエネルギーや繁栄、そして無限の可能性を象徴する存在でもあります。
2024年の干支である龍ですが、この龍は風水での象徴でもありますし、活かすこともできるんですよ。
目次
風水で象徴されている龍の置物が持つエネルギーとは?
風水というと龍のイメージは強く、代名詞と言っても過言ではありませんよね。
家の中にこの龍のエネルギーを取り込むことによって、運を自分の味方にすることが可能だと感じています。
私たちの家はただの住居以上のものではなく、家を買う時などは、私たちの夢や願いが込められていたりしますよね?
そんな空間に龍の置物を慎重に選んで配置するだけで、家自体に命が吹き込まれたような、そんな気分にもなったりします。
龍の置物を置くのに最適なリビングの配置と豆知識
ただ、龍の置物をただ置くだけでは、龍のエネルギーを取り込むことはできないんですよね。
この強力なエネルギーを最大限に活用するためには、風水の原則を理解し、適切な場所、適切な方法で置く必要があります。
龍の置物は基本的に玄関に置くと良いとされていますが、それ以外にリビングなどでも効果を発揮するんですよ。
置き場所だけでなく、扱い方にも注意点などがありますので、詳しくご紹介しますね。
入口の右側に置く
龍の置物は、置く場所というのが基本的に決まっています。
これは、玄関でもリビングでも同じで、玄関から入って右側、リビングから入って右側となります。
入って右側の場所を「青龍位(せいりゅうい)」と呼び、龍の置物を置くことによって財運であったり運気が高まる場所と言われています。
部屋の中心から見て東か北の方位に置く
龍の置物を置く場所で、入口の右側に置けないというケースもあるかと思います。
その場合、部屋の中心から見て東側もしくは北側に置くことも可能です。
龍は東方位を象徴するため、東方位との相性が良いとされていて、水の生き物と言われているため、水を象徴する北方位との相性が良いとされています。
顔の向きは必ず家の中か室内へ向ける
龍の置物は、必ず家の中か室内へ向けるようにしましょう。
玄関から入った気を家の中に運び、いわゆる龍脈を作ると言われているからなんですね。
体は蛇っぽくなっているので、真っ直ぐにしか進めないのでは?と勝手に想像していました(笑)
電化製品の近くに置かない
龍は水の生き物と言われていて、電磁波とは相性が悪いです。
テレビや冷蔵庫など、電磁波が強いものの近くに置かないようにしましょう。
洗濯機や冷蔵庫などを見ていると、アース線がついていますよね?
アース線は、私たちが感電しないように大地に電気を逃がす役目がありますよ。
毎日お水をお供えする
龍の置物を飾ったら、同時にお水をお供えしましょう。
龍は水の生き物なので、水がなくなったら活動してくれなくなります。
お水は、龍にお供えするための入れ物があるのですが、コップやおちょこなどでも問題ありません。
大切なのはお水を必ずお供えすることですからね。
龍の中でも位が存在する
風水の龍には、実は位があるって知っていましたか?
龍の指の数で守護する持ち主の階級を表すと言われています。
- 指が5本…皇帝
- 指が4本…貴族
- 指が3本…庶民
5本指の龍は、庶民では持つことさえ禁じられていたとか。
今は当時のような規制はありませんので、ぜひ5本指の龍を選んでくださいね。
私は5本指と4本指と持っていて、玄関には5本指の龍を置いてありますよ。
風水アイテムでは、龍の置物には種類がある
風水アイテムでは、龍の置物にはいくつか種類があります。
大きさも、小さいものから大きなものまでありますが、最近の家とかだと雰囲気が合わないと思われる傾向があるようです。
おしゃれな家が増えてきていますからね、龍の置物を置くための家ではないのと、迷信的な意味合いや占いにハマっていると思われたりと、悪いイメージが強いのかもしれません。
私の家にも、それほど大きくない龍の置物は置いていますが、絶対に合わないというような感じはあまり受けませんね。
私がおすすめしている龍の置物は銅製でで、熱伝導率が高く良いと言われています。
せっかくなら、良いと言われるものの方がいいですよね?
私がおすすめする龍の置物をご紹介したいと思います。
水晶玉を掴む銅製山水龍
風水アイテムの中でも、風水に興味を持っている人であれば、この龍の置物を見たことがある人っていらっしゃるんじゃないでしょうか。
この龍の置物は5本指の龍になっていて、高いパワーをもたらしてくれます。
しかも、山水龍は最もパワーがあるとされていますから、願望成就のチャンスや幸運を呼び込むと言われているんですよね。
龍脈は高い山から伝わってくると言われていて、この龍の置物は山から龍の高いパワーが降りてくるところを表現しています。
平地などに建っている家なら、山と一緒になっているこの龍の置物はおすすめですよ。
水晶玉を抱いた龍
コンパクトなサイズながらも、5本指の龍なのでパワーはしっかりあります。
私の家にもこれと同じものが飾ってあるんですよ。
山水龍と同じ5本指なだけでなく、胴体の中に水晶が入っていますので、小さいながらも高いパワーで人気なのだとか。
私の場合は、以前住んでいたマンションの玄関が狭かったので、小さいものを選択しなければいけなかったのですが、最近の洋風の家でも違和感なく置けると思います。
七星昇り龍・銅製
こちらは置物というよりも、龍の柱になっています。
中は空洞になっていて、宝くじや受験票など、願望成就したいものを入れられるようになってるんですよね。
蓋の部分には、七星陣の形になっていて、水晶のパワーを最大限に引き出すと言われています。
置き場所は玄関でも良いのですが、大事な物をしまっておくのは安心できないかもしれないので、別の部屋に置くのが良いかもしれません。
銅製の笑龍
笑っている龍の置物はあまりありませんので、幸運を引き寄せたいのであればこちらはおすすめです。
常に笑顔で過ごしたいという思いがあるのなら、こちらはその願いを聞き入れてくれるのではないでしょうか。
玄関でも良さそうですが、家族とのコミュニケーションを取りたい方は、リビングに置くのが良いかもしれませんね。
銅製「四神相応」セット
少しコンパクトなサイズの置物ですが、龍だけでなくそれぞれの方位の神獣が揃っている、風水の理想を追求したものになります。
風水で重要視する気というのは、土地・空間、人や物に存在するエネルギーのことを表します。
風水の理想は「四神相応の地」なのですが、その4つの神獣を建物内に置くことで、「四神相応の地」と同じような状態を作り出すことができると言われています。
建物や空間の陰陽のバランスが整うので、他に置いてあるアイテムのパワーも高まりますよ。
電磁波や火の性質を持つところに注意すれば、龍の持っているパワーは発揮される
龍は水を司る神獣のため、電磁波や火の性質を持つところでは本来の力を発揮することができなくなります。
リビングに龍の置物を置くのであれば、電磁波や火の性質を持つところは避けるようにしてくださいね。
特にテレビや電話などの電磁波のものはリビングで使っていることが多く、キッチンも隣接されている家が多いですから、コンロや電子レンジなどもあり、かなり制限が出てきます。
風水だけで見ても、電磁波というのはあまり良くないとされていて、さらに現代社会においては、家電製品がなくては生活できないようになっています。
龍の置物に関しては、置く場所などに制限があるため、十分注意してくださいね。
最後に
風水において龍の置物は、繁栄と幸運をもたらすものとされています。
神獣であっても、龍の置物は私たちが開運するための手助けをしてくれます。
龍が本来持っている力を理解することで、辛いと感じる生活にも潤いを与えてくれるようになりますよ。