こんにちは。熊谷友見です。
私が最初に占いに触れて実感した占術と言えば、風水になります。
自宅に風水を取り入れたいと思っても、家の中でどこの部分を気にしたら良いのかなんて、わからないですよね。
風水というのは、風に乗って水に留まるという言い伝えがあるように、水はとても重要です。
家の中にある水回りの中でも、運気に直結するのはトイレなんですよ。
トイレに置物を取り入れる理由と風水での重要性
トイレは、風水において「邪気」が集まりやすい場所とされています。
水が流れることで「陰」の気が発生しやすく、運気が滞ったり、金運や健康運に悪影響を与える可能性が高いからなんですね。
そのため、トイレに風水的に良い置物を取り入れることは、邪気を浄化し、良い運気を引き寄せるためにとても重要です。
置物が邪気を吸収・浄化する
風水では、特定の置物が邪気を吸収し、空間を浄化すると考えられています。
例えば、「観葉植物」や「水晶」は、邪気を吸収し、浄化作用を持つ代表的なアイテムなんですよ。
特にトイレは水の気が強く陰の気がこもりやすいため、観葉植物や水晶を配置することで気のバランスを整えることができます。
金運や健康運を高める効果
トイレは「水」の気が強く、金運と密接な関係があります。
風水では「水=財」とされるため、トイレの気を整えることで金運アップが期待できます。
清潔なトイレを維持することは、健康運も改善すると考えられていますよ。
置物を選ぶポイント
占い師としてクライアントにアドバイスする時には、トイレに適した置物の選び方を知っておくことが重要です。
観葉植物
邪気を吸収して、フレッシュな気を運んでくれます。
紫ネット入り水晶または水晶タンブル
空間を浄化し、気を安定させます。
風水用竹炭
トイレ内の陰の気を調整と消臭効果があります。
陰の気が強くなりすぎると、金運や健康運に影響が出ますので、上記のような置物やアイテムを使って対策するよう伝えましょう。
トイレに避けるべきNGアイテムとは?
トイレは風水において「陰」の気が強く、邪気がたまりやすい場所です。
自分の家はそんなことはないと思っていても、例外はありませんから、すべてにおいて陰の気が強い場所だと認識しておいてくださいね。
そのため、トイレに置く置物やアイテムには注意が必要なんです。
必要のない置物やアイテムを配置すると、運気が乱れたり、金運や健康運が低下する恐れがあります。
占い師としてクライアントに的確なアドバイスをするためには、トイレに避けるべきNGアイテムをしっかり把握しておくようにしましょう。
ドライフラワーや枯れた植物
ドライフラワーや枯れた植物は「死」を連想させるため、風水では不吉な気を招くとされていますし、基本的にはNGとなります。
トイレはもともと陰の気が強い場所なので、さらに陰のエネルギーを増幅させてしまいますので、飾らないようにしてくださいね。
観葉植物を飾る場合は、元気な生花や緑の葉を持つ植物を選びましょう。
鋭利な形状や尖ったアイテム
風水では、鋭利な形状のアイテムは「殺気」を生み出すとされています。
たとえば、尖ったデザインの置物やカクカクしたフォルムのインテリアは、トイレの「陰の気」を刺激し、健康運や人間関係運を乱す可能性があります。
できるだけ丸みを帯びたアイテムを選ぶようアドバイスしましょう。
黒や濃いグレーなどの暗い色のアイテム
トイレに黒やグレーなどの暗い色を取り入れると、「陰の気」が強くなりすぎてしまいます。
金運や健康運に悪影響を与える可能性があるため、トイレには白やベージュ、パステルカラーなどの明るく清潔感のある色を選ぶことが大切です。
芳香剤やアロマに刺激的な香り
強い香りの芳香剤やアロマは、かえって「気の流れ」を乱す原因になります。
特に「人工的な香り」や「スパイシーな香り」は、トイレの風水バランスを崩してしまいます。
トイレには、ラベンダーやユーカリ、シトラス系などの自然で穏やかな香りを置くようにしましょう。
鏡を便器の正面に置く
風水では「鏡」は気を反射させる作用があるとされています。
トイレの便器の正面に鏡を置くと、汚れたエネルギーや邪気を跳ね返してしまい、悪い気が空間全体に広がってしまいます。
鏡を置く場合は、トイレのドアや便器が映り込まない位置を選ぶようにしましょう。
使用していないものや古くなったアイテム
長期間使用していない掃除道具や消耗品は、風水的に「停滞した気」を生み出す原因となります。
また、古くなったタオルやマット、カバーなども陰の気を吸収しやすいため、こまめに取り替えるようにアドバイスしましょう。
不浄なエネルギーを連想させるアイテム
トイレにぬいぐるみや人形を置くのは、邪気を吸収しやすくなるなるので置かないようにしましょう。
家族写真を飾ると家族運が乱れることに繋がるので、家族写真はトイレには飾らないのが良いです。
本や雑誌を持ち込む人をたまに伺いますが、紙類は悪い気が蓄積しますので持ち込まないようにし、部屋で本や雑誌を読むようにしてくださいね。
トイレは風水において「浄化」が必要な空間です。
アドバイスする時は、陰の気を強めるアイテムを避け、浄化や運気アップにつながる置物を取り入れるよう伝えると良いでしょう。
適切なアドバイスによって信頼感が高まり、占い師としての評価やリピート率アップにもつながりますよ。
運気を上げるためのトイレの掃除法
トイレは風水において「邪気」がたまりやすく、運気を左右する重要な空間とされています。
トイレが汚れていると、金運や健康運、人間関係運が低下しやすくなりますから、トイレの掃除法を提案することで、運気アップのサポートができるようになりますよ。
ここでは、風水的に効果のあるトイレ掃除のポイントを詳しく解説します。
便器は毎日掃除して邪気をリセットする
トイレの中でも特に便器は「不浄のエネルギー」が集まりやすい場所です。
風水では「水」は財を象徴するため、便器の汚れを放置すると金運の低下につながります。
金運アップを特に気にしているなら、毎日トイレ掃除をするようにしましょう。
壁や床、ドアもしっかり拭く
便器だけでなく、壁や床、ドアにも邪気が付着しやすくなります。
特に床には飛び散った水滴や汚れが蓄積しやすいため、定期的に拭き掃除を行うことで空間全体の「陰の気」を払うことができます。
「邪気は目に見えないところにたまりやすいので、壁や床をこまめに掃除することで健康運や人間関係運も上がりますよ」とアドバイスすると、効果を実感してもらいやすくなります。
掃除用具はきれいに保管し、隠して収納する
風水では「見える場所に掃除用具を置く」と気が乱れるとされています。
使った掃除用具を出しっぱなしにせず、目につかない場所に収納することで、気が整いやすくなります。
私の場合は、他の掃除道具と同じ場所に保管しているので、トイレ内に掃除道具は置かないようにしています。
トイレマットやタオルを清潔に保つ
トイレマットやタオルは直接肌に触れるため、清潔を保つことが運気アップにつながりますよ。
湿ったタオルや汚れたマットは「陰の気」を引き寄せやすく、金運や健康運が下がる原因になります。
布類は邪気が溜まりやすいですから、できるなら週に1回はマット類を洗濯することで、邪気を洗い流すことができますよ。
排水口や換気扇を掃除して「気の流れ」を良くする
マンションなどでは、窓のないトイレが多く、換気扇を常に回しておく必要があります。
家によっては、手洗い器なども設置しているトイレも増えてきた印象があります。
この手洗い器の排水口や換気扇が詰まっていると、気が滞ってしまい、邪気がこもりやすくなりますよ。
詰まらないよう、定期的に掃除をするように意識しましょう。
トイレにおける風水の役割
トイレは風水において「浄化」と「再生」を司る重要な空間です。
風水では、水の流れは「財」の流れと深く関係しており、トイレが持つ「水の気」は金運や健康運に大きな影響を与えると考えられています。
トイレの掃除や置物を提案することで、金運や健康運、家庭運が上昇する可能性があることを伝えると効果的です。
現在のトイレの位置づけは、後回しにされてしまっている影響なのか、風水的に良くない配置にされている傾向があります。
それを自分たちで改善するために、風水アイテムを上手に利用して運気を下げないように調整していく必要があるんですね。
陰の気が強い場所だからこそ、意識して改善するようにしていきましょう。