こんにちは。熊谷友見です。
占い=当たるというのは、当たり前のように思われていることですよね。
もちろん占いは当たりますが、当たるからといって思った通りに話せば良いということではないです。
当たるのならお客さんもずっと来るものでは?と、初心者占い師であれば思ってしまいがち。
「占いの技術がしっかりしていれば、お客さんは来るもの」なんて思って占いの勉強をしているのなら、確実にお客さんは来なくなります。
本当に当たる占いとは?
「本当に当たる占い」とは、単に未来が的中するという意味だけではありません。
占いの本質は、相談者が抱える悩みやモヤモヤを明確にし、前向きな一歩を踏み出す気づきを与えることにあります。
「当たる」とは、どういうことか?
本当に当たる占いとは、以下のような要素を満たしている占いのことです。
- 相談者の現状や心理を深く読み解けている
- 過去の出来事にリンクする納得感がある
- 未来へのヒントがリアルで実践的
- 鑑定後に心が軽くなり、行動意欲が湧く
つまり、占いが当たっていると感じてもらえるのは、占術の精度だけでなく、相談者との信頼関係や言葉の選び方、伝え方が大きく関係しているということがわかりますね。
占い師として心がけたいこと
本当に当たる占いを提供できる占い師になるためには、次の3つのポイントが大切です。
占術を磨く(技術)
タロット、西洋占星術、四柱推命など、得意分野を持ち、深く理解しましょう。
相談者の心を読む(共感力)
表情、声のトーン、言葉の裏側を読み取る力が、的確な鑑定につながります。
わかりやすく、やさしい言葉で伝える(表現力)
未来の予言ではなく、「今、どう行動するべきか」を伝えられる鑑定が信頼されます。
「当たる占い」は、占い師自身が創る
カードや星が答えを教えてくれるわけではありません。
それらをどう読み解き、伝えるかが占い師の腕の見せどころです。
つまり、本当に当たる占いとは、「占い師の感性×占術の知識×相談者への理解」で生まれるものなんですね。
本当の占いの定義とは?
「本当の占いとは何か?」と聞かれたとき、あなたはどう答えますか?
単なる未来予測でも、運勢の良し悪しを伝えるだけでもないです。
本当の占いとは、人生の羅針盤として心に寄り添うものが大きくなっているんですよ。
本当の占いは「当てること」より「導くこと」
多くの人は「当たる・当たらない」で占いを判断しがちですが、プロの占い師にとって大切なのは、相談者を理解し、必要なタイミングで必要な気づきを与えることなんですね。
- 単なる未来予知ではなく
- 相談者の本質や心の状態に光を当て
- 未来を選び取る力を引き出すもの
占いは、「未来を決める」ためのものではなく、「未来をより良く変える」ための道しるべということがわかると思います。
占術は「手段」であり、心に届く言葉が「本質」
タロットや西洋占星術、風水、四柱推命など…。
どんな占術も、本来は相談者が迷いから抜け出し、希望ある行動を選べるように背中を押すためのツールです。
- 占術を深く理解する知識
- 人の心に寄り添う共感力
- 的確で前向きな言葉を届ける表現力
「当たる」ことだけにこだわらず、「相談者にとって何が必要か?」を感じ取る感性が、占い師の資質とも言えますね。
占いがもたらすものは?
- 気づいていなかった悩みの核心に触れる
- 自分自身の可能性に目を向けられる
- 行動の選択肢が広がり、不安が和らぐ
- 「どうすれば良いのか」が具体的に見える
これこそが、「占いが持つ力」であり、占いは単なる結果ではなく、生き方そのものを変えるヒントということがわかりますね。
当たる占いの特徴
「当たる占い」とは一体どのようなものなのか、疑問に感じたことはありませんか?
プロの占い師になった今でも、私が突き詰めていきたい内容でもあります。
占いの信頼性を高め、相談者から選ばれるためには、当たる占いの本質を理解することが大切だと思います。
当たる占いの共通点とは?
当たると評判の占いには、いくつかの共通した特徴があります。
占術の種類を問わず、以下のようなポイントが満たされているかになります。
1.現状分析の的確さ
まず、「今の状況を的確に言い当てる力」が求められます。
タロットでも四柱推命でも、西洋占星術でも、相談者が「まさに今そうなんです」と納得できる内容を伝えられるかがポイント。
それにより、信頼と安心感が生まれ、心を開いてもらえるようになります。
心を開いてもらうことで、相談内容をしっかりと伝えてくれますよ。
2.心に響くメッセージ性
当たる占いは、単に事実を伝えるのではなく、相談者の心にスッと届く言葉を持っています。
たとえ結果が厳しいものであっても、「今のあなたにはこの言葉が必要だ」と感じてもらえるような温かさと深さがあるのが特徴です。
3.抽象的でなく具体的なアドバイス
「気をつけたほうがいい時期ですね」という曖昧な言い方ではなく、「今月は対人関係で誤解が生まれやすいので、〇日と〇日は重要な話を避けましょう」など、具体的な行動指針を示す占いが「当たる」と言われやすいです。
行動に結びつく内容は、相談者の現実を動かし、結果的に「当たった」と感じてもらえるのです。
4.占い師の感性と共感力
実は、同じ占術を使っても、「当たる・当たらない」の差は占い師の感性や人間力によって生まれます。
当たる占い師は、カードや星の“裏のメッセージ”を感じ取り、その人の人生全体を見通すような深さを持っていますよ。
本当に当たる占いの選び方
自分自身が鑑定の学びを深めるときや、他の占い師の鑑定を体験してみたいと思った時、どうやって「本当に当たる占い」を見極めればよいのでしょうか?
ここでは、プロとしても参考になる当たる占い師・占いサービスの選び方をお伝えします。
1.占術の種類と自分の目的が合っているか
占いにはタロット、西洋占星術、四柱推命、数秘術、風水など様々な種類があります。
まずは「自分が何を知りたいのか?」に合った占術を選ぶことが大切です。
- 性格・人生の流れを知りたい→四柱推命・西洋占星術などの命占
- 現状や気持ち、近未来を知りたい→タロット・易などの卜占
- 家や方位に関すること → 風水・家相などの相占
占いの種類を把握することは、自分のスキルとして占術を選ぶときの参考にもなりますよ。
2.鑑定実績や口コミをチェック
信頼できる占い師は、口コミやレビューでも高評価を受けていることが多いです。
- 「ズバリ当てられた」という具体的なエピソード
- 「気持ちが楽になった」「行動できるようになった」などの前向きな声
- リピートしている相談者が多いかどうか
これらは、技術力だけでなく人柄や伝え方のセンスも兼ね備えている証拠です。
3.抽象的すぎず、現実的なアドバイスをくれるか
「あなたは運がいいですね」「来月は注意が必要です」といった漠然とした表現だけで終わる占いよりも、「来月の中旬、特に人間関係に注意。5日〜10日が大きなポイントです」など、現実的かつ具体的なアドバイスをくれる占い師を選びましょう。
プロの目線としても、実際に行動に活かせるメッセージこそが当たる占いと言えますね。
4.無理に不安を煽らない
注意すべきなのは、「不安を煽って依存させようとする占い」です。
詐欺などをしている占い師は、最終的に不安を煽ることでお金を出させるということをしています。
本当に当たる占いは、どんな結果でも相談者の自由意志や自立を大切にする姿勢を持っています。
あなた自身も今後占い師として活動していく中で、「安心と前向きさを与えられる人」になることが重要ですよ。
運勢を上げるための占いの使い方
「運勢を上げたい」と願う人はたくさんいます。
ですが、本当に運を良くするためには、ただ結果を聞くだけでは足りません。
大切なのは、占いをどう活かすか、どのように日常に取り入れるかという視点です。
ここでは、あなた自身が学びながら、将来相談者にも伝えていける「運勢を上げる占いの使い方」をお伝えします。
1.占いは「行動のヒント」を得るツール
占いの結果は“未来を決めるもの”ではなく、自分の選択を後押しし、良いタイミングや注意点を知るためのヒントです。
- 「今日は人との交流にツキがある」と出たら積極的に会話をしてみる
- 「休息が大切な時期」と出たら、無理をせず自分を癒す時間をつくる
このように、占いを参考に一歩踏み出すためのアクションに繋げることで、運は自然と動き出しますよ。
2.ネガティブな結果の「裏」に目を向ける
悪い結果が出た時、「運が悪い」と終わらせるのではなく、何を学びどう改善するかを考える姿勢が運気アップのカギです。
- 「今ここで見直すチャンスです」
- 「この時期を乗り越えれば成長できる兆しがあります」
といったように、前向きな意味づけを提案することが求められます。
これは、あなた自身の運気を上げる占い活用法にも繋がりますよ。
3.習慣として取り入れる
占いを単発的なものではなく、日々の生活のリズムに組み込むことで効果は倍増します。
- 朝の1枚タロットで「今日のテーマ」を知る
- 毎月の運勢を星座や九星気学でチェックして予定を組む
- 引っ越し・転職などの重要な決断前に風水や方位を調べる
このように占いを生活の中で使うことで、無意識のうちに流れに乗った行動ができるようになります。
私自身も、普段から開運行動を実践するようにしていますよ。
4.自分を整えることが運を呼ぶ
どんな占術でも共通することは、「心と体の状態が運気に影響する」ということ。
占いの結果を生かすためには、自分自身を整える努力も不可欠です。
- 食事・睡眠・運動など、体のケア
- 感情の整理、ポジティブな言葉の習慣
- 環境の整理整頓(特に風水的にも重要!)
占いに加えて、自分を磨く意識を持つことで、自然と「運が良い人」になっていきますよ。
最後に
占いが当たるのは、占術だけを磨き続けるのではなく、それをうまく伝えるためのいろんな技術の集合体だと思ってください。
占術ができなければ、そもそも占い師とは名乗れませんが(笑)、占い以外の技術が自分の占術をより引き立たせてくれる部分になりますから。
お客さんのほとんどは、占いの専門用語を言われても理解はできません。
なので、専門用語を使わず、自分にわかりやすく話してくれたり、アドバイスをしてくれる占い師の人には、また相談に行きたくなってしまうものなんです。
占いは、あくまでもアドバイスをするための手段にすぎません。
お客さんの心を元気にするための話術も求められますから、広く浅い知識や技術を身に付けることで、占い師としての人気は上がってきますよ。