こんにちは。熊谷友見です。
占い師として仕事をしてみたいけど、どうやって始めていいのかわからないと言っている方が多くなった印象があります。
昨今の副業ブームと、テレビでの占い番組が重なって、気になる方が増えたのかなと。
最低限、必要な占術と最短で占い師になる始め方をご紹介します。
占いが好きで、可能であれば占い師になってみたいと考えているなら、自分に当てはまる方法を見つけてくださいね。
目次
占い師として仕事をするには、どうすればいいの?
占い師として仕事をするには、必要最低限として、占いができることが必須項目になります。
こちらに関しては、誰しもわかることだと思いますが、どの占いが必要最低限として必須なのか?は、初心者レベルではわかりづらいことだと思います。
占いにもいくつか種類があり、それぞれのメリットがあります。
種類があるからこそ、迷ってしまいやすいのですが、自分に合う合わないというのも存在します。
私の場合は、西洋占術は若干苦手意識があるので、こちらに関してはあまり詳しく説明できません。
占い師になったら、相談に来たお客さんの悩みに応じて、占いの占術を決めていく必要があります。
向き不向きも含めて、必要な占術を習得していきましょう。
自分に合った占術の選び方
占い師を目指す上で、自分に合った占術を見つけることはとても重要です。
占術にはそれぞれ特性や得意分野があり、自分に合ったものを選ぶことで、鑑定の精度が上がるだけでなく、クライアントにより的確なアドバイスを届けられるようになりますからね。
ここでは、占い師を目指す方が自分に合った占術を見つけるためのポイントを紹介します。
得意分野を明確にする
占術には、恋愛や復縁、仕事、人間関係など、それぞれ得意とするジャンルがあります。
- 恋愛や復縁 → ルーン占いや西洋占星術
- 仕事や人生全般の運勢 → 四柱推命や数秘術
- 相手の気持ちや未来を読む → タロット占いやオラクルカード
好きな占いが続けられるとは限りませんが、まずは興味のある占いがどんなものかを調べると良いかと思います。
自分が「どの分野で人を助けたいのか」を明確にすることができると、より適した占術を見つけられます。
自分の性格や感覚に合った占術を選ぶ
占いには、理論に基づくものと、直感やインスピレーションに頼るものがあります。
- データや分析が得意 → 四柱推命や九星気学
- 直感や感覚を重視 → タロットやオラクルカード
自分の性格や得意なスタイルに合った占術を選ぶことで、自然と自信を持って鑑定できるようになりますよ。
学びを続けて自信を持つ
占術の世界は奥が深く、学び続けることで精度も自信も高まっていきます。
最初から完璧にできなくても問題ありませんし、私自身もまだ勉強は続けています。
占術を深く理解し、自分の得意分野を磨きながら、クライアントに寄り添う姿勢を忘れなければ、自然と自分に合ったスタイルが確立されていけます。
特に、占いの勉強は終わらないと言われていますし、実際にそれは今でも感じています。
知識が増えることで、自信を持って鑑定をすることもできるようになりますよ。
初心者向けの占い講座と勉強法
占い師を目指すうえで、最初に「どうやって勉強を始めればいいのか」「どの占術を選べばいいのか」と迷う方も多いかもしれませんね。
占いにはさまざまな種類があり、基礎からしっかりと学ぶことで自信を持って鑑定ができるようになります。
ここでは、初心者が効率よく占いを学ぶための講座の選び方や勉強法を紹介します。
興味のある占術を一つに絞る
占いにはタロット、西洋占星術、四柱推命、数秘術、手相など多くの種類があります。
初心者のうちは、あれこれ手を出すと混乱しやすくなるため、まずは自分が興味を持てる占術や比較的簡単な占術を一つ選び、集中して学ぶようにしましょう。
一気に覚えようとして、結果的にうまく身につかなかったなんてことにも繋がりますからね。
- タロット占い → 直感やイメージを重視
- 西洋占星術 → 星の配置や法則に基づいた分析
- 四柱推命 → 生年月日を基にした運命判断
- 数秘術 → 数字に秘められた意味を読み解く
自分が「面白い!」「もっと知りたい!」と感じる占術を選ぶことで、自然と身につきますよ。
基礎が学べる初心者向け講座を受講する
本やネットで独学するのもよいですが、初心者向けの占い講座を受講すると効率よく学べます。
- タロット占い → カードの意味やスプレッド(展開法)の基本を学べる
- 西洋占星術 → ホロスコープの読み方を基礎から学べる
- 四柱推命 → 生年月日や陰陽五行の意味を理解できる
講師から直接フィードバックをもらえる講座や、少人数制で質問しやすい講座を選ぶと短期間で理解力が深まりやすくなりますよ。
ノートに記録して復習する
鑑定結果やクライアントの反応、自分の気づきをノートに記録することで、自分の成長が目に見えるようにわかります。
自分の強みや課題が明確になり、鑑定スキルが自然と向上していきます。
実践を重ねて感覚をつかむ
占いは知識だけでなく、実践がとても重要です。
タロットなら、自分や友人を占ってカードの意味を体感することができます。
西洋占星術なら、自分や家族、友人のホロスコープを作成して本質を読み解いていきます。
占った結果がどう現実に反映されるかを検証していきます。
最初は「本当に当たっているのかな?」と不安に感じることもありますが、経験を積むことで感覚が磨かれてきますよ。
占い師の始め方で最低でも命占と卜占の2つは占いを覚える
占い師の始め方として、当たり前ですが占術を覚える必要があります。
何の占いの勉強が最低でも必要なのか?と言えば、命占と卜占の2種類の占いは必須条件になります。
この2種類が必要な理由は、最初にお客さんを占う時に、信頼関係を築く上でお客さんの特徴を当てていく必要があるんですよね。
人の特徴を当てるのに最適なのは、生年月日で見る命占がベストです。
そして、個別の悩みに関しては、命占で見れたらそのままで良いですが、質問の内容によっては卜占を使用します。
例えば、特に多い恋愛相談の場合で言えば、彼の気持ちを知りたいとかはダントツに聞かれることが多いですね。
仕事の相談で言えば、どちらの会社に決めると良いか?なども卜占の方が答えを導き出せます。
占い師として仕事をするのであれば、この2種類の占いは必須だと思ってくださいね。
命占を最短で学べるのは数秘術がおすすめ
自分が占ってもらいに行く時、初めて占ってもらう場合は「この占い師は当たるのか?」と思いますよね?
お客さん側も、当たらない占い師に相談したいと思いませんから、何かしら自分のことを当ててもらえなければ占いに来た意味がありません。
まず最初に名前や生年月日などの情報を占い師にお伝えします。
占い師は、生年月日でその人がどんな人なのかを確認していくんですね。
どの占い師さんでも、最初に「あなたは○○の傾向がありますよね~」などと言うのは、信頼関係を築く上で、当たってると思ってもらい、相談しやすい空気を作る必要があるからなんですよね。
生年月日の占いは、人生のおおまかな流れを見るのにも使用しますから、必ず一つは学んでおきましょう。
私も最初に学びましたが、生年月日の占いで最短で学べることができる数秘術がおすすめです。
個別の悩みにはやっぱり人気のタロット占いがおすすめ
最初に特徴などを当ててもらうことができれば、誰しも自分の悩みに対しての解決のヒントがもらえると思ってしまいます。
当ててもらえたのであれば、答えを知ることができるという安心感が少なからず出てくるんじゃないでしょうか。
相談しやすい悩みによっては、命占では答えを導くことができないこともあります。
占いに来る人の相談で、ダントツに多いのが恋愛相談です。
恋愛相談にきちんと答えることができるだけでも、プロとして通用すると言われているほど相談件数が多いということなんですね。
彼の気持ちや結婚の意思があるのかなどは、人気のタロット占いでアドバイスを伝えるのがおすすめです。
占いの中でも人気ということもありますが、参考書もたくさん出版されていますし、教えている占い師も多くいるので、集中すれば短期間である程度の解釈ができるようになれます。
早く占い師として仕事を始めたいと思っている方には、最初に学んだ方が良いでしょう。
経験値を積んで余裕が出たら、他の占いや知識も増やしてみる
最短で学ぶのに必須なのは命占と卜占です。
ですが、占いを実践していくうちに、他の占いを学んでアドバイスに活かしたいという気持ちが出てきます。
実際に私も、最初は数秘術とタロット占いを中心に占ってきましたが、以前から学びたいと思っていた風水をしっかりと勉強したいと思い始めてきたんですよね。
風水を勉強しようと思ったら、四柱推命を先に勉強した方が良いと言われたので、そこから四柱推命を勉強することになり、色んな本を読むようになると、知らない占術を知るきっかけもたくさんできてきました。
私自身がマニアック思考の持ち主でもあり、あまり他の占い師さんでも知らないような占いに興味を持つことが多かったですね。
占い師によって、勉強したい占いはそれぞれ違いますが、経験値を積んだからこそ、自分に必要な占いや知識を増やしてみるのも良いかと思います。
相占を最短で学ぶのなら、触れ合える手相がおすすめ
見える形で占うことができる相占も、できるなら学んでおきたい占術の一つ。
誰もが知っているポピュラーな手相であれば、内容を厳選すればこちらも比較的短期間で見ることができる占いになります。
私はメインで見ることはありませんが、相談内容に対してサブ的な感じで見ることもあります。
他の占いと併せることで、より具体的なアドバイスも可能に。
手相の場合、必ずと言ってよいほど相手の手に触れることになりますから、心を開きやすくなるという心理も働くという特徴もあるんですよ。
占い師は占術以外の学びも必要になる
占い師の始め方として、占いを学ぶということは外せませんよね。
ですが、占う技術だけを学んだとしても、経験値が上がるにつれて、それ以外の知識も必要だということがわかってきます。
以前は恋愛相談だけでも占い師として活躍できると言われていましたが、最近の若い人たちは昔に比べて恋愛に消極的になり、不景気の影響から仕事や金運などの相談の割合も多くなりました。
恋愛というよりも、人付き合いという部分でも大きく変化したようにも感じます。
占いの技術だけでなく、占い以外の知識が占い師にも求められつつあるような流れになってきています。
私は、簿記やFPの資格も取りましたし、その知識で自分の仕事だけでなく、副業ブームにも必要な知識ですから、アドバイスとしてとても有効です。
占い以外の資格や知識も、実践していく中でわかってくることも多いですから、余裕があるなら一つでも多くの知識を取り入れておくと良いですよ。
最短で占い師として活動するなら、占い会社への登録が近道
占いがある程度できるようになったら、占い師としての活動をすることになります。
自分で集客ができると良いのですが、経験値が浅い状態では、どういう発信が良いのかがわかりにくいのではないでしょうか。
依頼が来るようになるまでに時間がかかるというデメリットもあるので、最短で占い師になるのは不向きとなります。
最短で占い師としての実践経験を積みつつ、お金を稼ぐ方法と言えば、占い会社へ登録して占いをすることが一番早いと思います。
占い会社に登録するのか、自分で集客して活動するのかは、最短でという条件であれば占い会社への登録が近道ですよ。
今までの人生経験から、悩みの得意分野をアピールする
占いというのは、悩みを解決に導くためのツールだと思ってもらえれば良いかと思います。
ですが、やはり自分で経験していることであれば、どういった相談内容ならアドバイスしやすいかもお客さんに対してはとても良いアピールポイントになります。
占いに相談に来るお客さんは、自分の抱えている悩みに強い人を選びやすいです。
恋愛経験が多い人であれば恋愛相談に、転職経験があるのなら仕事などの相談にはアドバイスしやすくなりますよね。
傾向としては、若い占い師より年配の占い師の方が「人生経験」を積んでいることがわかるので、自分の悩みに答えてもらえると思えるからなんです。
あなたがよく人から相談されやすい内容などがあれば、それを得意分野としてアピールすれば良いですが、そういうのがなかったとしても、占いを学んだ時と同じように専門書などをたくさん読んで知識を増やしておくのも、占い師として仕事をするのには有効な手段になりますよ。
最後に
占い師の始め方としては、まず最初に占いを勉強するのですが、やっていくうちに必要な学びというのも見えてきます。
自分にとって必要な知識を、ゆっくりでも良いので少しずつ身に付けていくと、占い師としての実力も格段に上がってきますよ。
私も最初の頃に仕事で占った人は、経験値の浅さからうまくアドバイスできなかったことが多かったのですが、答えれなかった内容を中心に、必死に知識を吸収しました。
最初は誰しもうまくできないかもしれませんが、まずは占いがしっかりとできるように学んだ後で、必要な知識を吸収していってくださいね。