こんにちは。熊谷友見です。
本業・副業含めて、占い師で開業したいと思っても、経験したことがなければどうやって開業すればいいのかわからないですよね?
私の経験から、占い師の開業方法の違いをご紹介したいと思います。
目次
占い師の開業方法は、まずはこの2つから
占い師の開業方法としては、以下の2つになります。
- 占い会社に所属して占いをする
- 個人で開業して占いをする
お客さんを仕事で占う場合、それぞれに違いがありますので、具体的な内容を見ていきましょう。
所属する占い会社にも種類がある
いざ、占い会社に所属しようと思っても、どこにあるのかなんてわかりませんよね?
大きく分けて以下の2種類になります。
- ショッピングモールや駅ビルで対面占いをしている占い会社
- 電話占いをしている占い会社
それぞれの特徴をお伝えしますね。
ショッピングモールや駅ビルで対面占いをしている占い会社
よく、ショッピングモールや駅ビルなどで、区分けされて占いブースがあるところを見かけたことはありませんか?
あれは、個人が勝手に占いをしているのではなく、占い会社がショッピングモールや駅ビルなどと契約をして、その占い会社に所属している占い師が日替わりで占いをしているんです。
占いをしたいけど、どうやってお客さんを集めればよいかわからないという方には、経験値を上げることも含めて、占い会社に所属してみると良いでしょう。
その場所を知っている常連さんや、通りかかった人などが占いをする傾向があります。
占いの相談や年齢は幅広く、経験値を上げるにはおすすめです。
占い会社によっては、対面占いだけでなく、電話・メール・チャットなど、色んな占いをしている場合もあります。
私も占い師になりたての頃は、知り合いの占い師さんからの紹介で対面占いだけの会社に所属したことがありますが、他にも常に占い師を募集しているところは多い印象があります。
電話占いをしている占い会社
女性誌などの後ろのページに、占いのアドバイスが載っているのを見たことはありませんか?
そのページの近くには、電話占いをしている会社の紹介が、いくつかの広告が掲載されていることがあります。
最近では、広告自体は大きくありませんが、詳細をホームページなどに誘導しているケースが多いように感じますね。
言葉通りで、電話占いをしている会社ですが、占い師が自宅で電話で話をしながら占いをするというもの。
対面占いと違って、占い師の顔や占いの道具は見えないので、会社のホームページに占い師っぽい写真を掲載してイメージしてもらうことになります。
主に電話占いがメインですが、会社によっては対面・メール・チャットなどの占いをしている場合もあります。
私も、いくつかの電話占いの会社に所属していましたが、不倫の相談が圧倒的に多かったですね。
電話占いの会社のホームページを見れば、常に占い師を募集しているところが多いです。
個人で開業して占いをする場合は?
個人で開業して占いをする場合、占い会社に所属せずに集客から自分で行う必要があります。
占い以外の作業も含まれますので、経験もなくいきなり始めるのにはハードルが高いように感じますね。
個人で開業するのなら、いきなり本業ではなく、まずは副業として始めるのが良いでしょう。
今は、インターネットの普及により、様々な占いサービスができましたし、占い師もどういう占いを提供するか?によってはやり方も変わってくるかと思います。
- 喫茶店やカフェなどのお店で対面占いをする
- 自宅で占いをする
- 自分でお店を構えて占いをする
- ネットショップで占いをする
- ホームページを作成して、占いをする
など、様々な方法がありますので、順番に解説していきますね。
喫茶店やカフェなどのお店で対面占いをする
喫茶店やカフェなどでお客さんと待ち合わせをし、席で占いをします。
私も、何度か経験していますが、カウンセラーさんだったり、商談で喫茶店やカフェを使用している人もいますので、話をするというのには抵抗がないと思います。
ただ、相談内容にもよりますので、話しづらい相談内容であれば、お客さんから教えてもらった場所にしたりすると、安心して話ができるので、話しづらいなら場所を考えると良いですね。
時々、ファミレスなどで占いをしている人を見かけたことがありますが、私自身はおすすめしていません。
常に日常の空間であり、占いは非日常なイメージを持つ方も多いので、ホテルのラウンジなどあまり行かない場所の方が好まれる傾向があります。
自宅で占いをする
かなりハードルが高いですが、自宅で占いをするというやり方もあります。
この時は、場所代や周りを気にする必要はないので、話しづらい内容でも対応できると思います。
駅の近くや目印のある建物の近くなど、わかりやすい場所であれば説明しやすいですが、そうでない場合はお客さんが迷ってしまう場合があります。
女性の一人暮らしだった場合は、知らない人を自宅に呼ぶことに抵抗感を感じるケースもありますので、自分が対応できる範囲で行うと良いでしょう。
自分でお店を構えて占いをする
こちらもハードルが高いですが、商業ビルや道路に面したお店などを借りて、占いをするという方法があります。
ただ、この場合は店舗を借りる必要があり、副業というよりも本業でやっていける状態になってからの方が良いでしょう。
うまくいかなかった場合、店舗を借りた時の費用などが無駄になってしまうからですね。
これから占いをする人向けではありませんが、将来的に店舗を構えたいと考えているなら、占いの経験値が上がった時に考えても遅くはないと思います。
占いをする場所はそれほど大きくなくても良いので、ワンルームマンションを借りて店舗代わりにしている方も多くいますよ。
ネットショップで占いをする
今は、インターネットが主流になり、色んなネットショップができています。
占いができるネットショップには、以下のようなところがあります。
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフオク
- ココナラ
- BASE
ネット上でのやり取りがメインになりますので、メール占いと近いものがあります。
出品自体のハードルも無料でできるのが多いので低いですし、うまくいかなかったとしても経験値が上がらないだけですからね。
どちらかというと、副業で手軽に始めたい方向けかもしれません。
ホームページやブログを作成して、占いをする
個人で開業した方は、ホームページやブログを作成する必要があります。
お客さんが占いをする時、「どこで占ってもらおう?」と考えて、自分の悩みを解決してくれるであろう占い師をネットで探す人が増えました。
なので、ホームページやブログがあると、どんな占い師がどんな悩みを解決してくれるか?や、どんな占い師なのかを伝えることができます。
占ってほしい、自分の悩みに対応してくれると思った占い師をホームページで見つけることができたら、ブログでその占い師の人間性というものをチェックすることができるんですよね。
人間性という部分も大切で、女性の場合は話しやすさや親しみやすさも選ぶ基準になっていることが多いですし、私もよく言われたことがあります。
ある程度、ネットに詳しいのであればワードプレスでサイトを作ることで、ホームページとブログの両面をカバーすることができます。
ネット関係は苦手…という方は、アメブロなどで無料ブログを作ることは可能ですが、ワードプレスよりは質が落ちますし、無料ブログということで、サービスが終わってしまったらすべて消えてしまいます。
占い会社と個人開業はどちらがいいの?
本業でも副業でも、占い師として活動を始めるなら、自分の経験値を考えて決めた方が良いです。
経験値がない状態であれば、占い会社に所属することで、簡単に経験値を上げることができますし、ある程度の経験値があれば、個人開業として始めると良いかと思います。
個人で開業する場合、占い以外の仕事も増えて大変になりますので、経験値を上げるまでに時間もかかり、数も少なくなりがちです。
経験値の他には、収入面も大きく変わってきますので、自分がお客さんの立場になったら判断できるのではないでしょうか。
占い会社で所属する場合でも、個人で開業する場合でも開業届は必要
占い師として仕事をする上で、まずは個人事業主になっておいた方が仕事がしやすくなります。
だからと言って、占い師の仕事を始めたらすぐに開業届を出す必要性はありません。
どの仕事でも同じですが、占い師であっても、年間所得額が20万円以上になった場合は、確定申告をする必要があります。
これは、副業であっても条件は同じになりますので、所得が20万円以上いきそうだなと思ってからでも、開業届を出すのに遅くはありません。
私の場合は、占い師をメインにしようと思っていたので、すぐに開業届と青色申告書を提出しました。
料金がかかるわけでもなく、書類を提出するだけなので、それほどハードルは高くないですよ。
最後に
占い師の仕事というのは、免許などがないので、開業のハードルは低いように感じます。
だからこそ、本業・副業を含めて自己判断も大事になってきますし、もし自己判断が不安ということであれば、経験値のある占い師に相談してみるのも良いと思います。
ただ、占い師に相談すると、自分のライバルになる可能性があると思われた場合は答えをもらえないこともありますから、相談する占い師はしっかりと考えてくださいね。