こんにちは。熊谷友見です。
占い師になりたいと考えている人が増えている中、資格を取ることは必要なのか?と考える方もいるようです。
私は勢いで占い師になったうちの一人なのですが、占い師が持っているとプラスに働く資格というのも存在します。
私自身が占い師になる何年も前、資格を持っていることで独立するのに有利に働くのでは?と考えて、今の自分が取得できそうな資格を、インターネットがない時に、本屋さんに通って色んな本を見て探していた記憶があります。
資格を持つということは、その分野の専門の知識を得るということですから、仕事に有利に働くことは理解できるかと思います。
占い師に役立つであろう資格を、現役占い師の視点でお伝えしたいと思います。
目次
占い師に必要な公的資格と民間資格と国家資格が存在する
占い師として仕事をする上で、専門分野の資格を持っているというのはとても大きなメリットになります。
大きく分けて、公的資格と民間資格と国家資格とがあり、内容によってはどれでも有利に働くことがあります。
私が今まで活動してきて、占い師の仕事に対して、持っているとメリットが大きい資格をご紹介しますね。
占い師に必要な公的資格の一覧
販売士
占い師に販売士の資格は必要?と考えてしまいますが、実は占い師に相談する人の中で、起業している人の相談は多いんですね。
自分が占い師だけで起業していたとしても、顧客満足度を上げるというのは、仕事を続けていく上では必要な部分になります。
販売士で学ぶ知識は、起業している人に対してのアドバイスには有効だったりするんですよ。
占い師に必要な民間資格の一覧
簿記
民間資格の中では、必ず取っておいた方が良いくらいおすすめなのは簿記になります。
占い師は個人事業主からスタートしますから、確定申告をするために決算書の作成が必要です。
経理ソフトを使えば、簿記の資格がなくても決算書を作成することは可能ですが、簿記の知識があれば、決算書の内容までを理解することができますので、ミスが減りますよ。
確定申告の申告書が間違っていた場合、税金が取られてしまう可能性もありますから、知識としては一番欲しい資格になります。
心理カウンセラー
話をすることがメインの占い師は、いかに相手に相談してもらえるか、気持ちよく会話をしてもらえるかが、仕事を継続する上で重要なポイントとなります。
楽しく会話ができたり、また話をしたいと思ってもらえれば、リピーターとして何度も相談してもらえるようになります。
占い師の仕事は、リピーターの獲得は長く継続することを考えると、心理カウンセラーの話し方ができる方がメリットが大きいです。
漢方薬膳
漢方というのは、東洋医学を基本としていますが、東洋占術でも使用されている陰陽の考え方と同じになります。
東洋占術を使っている占い師であれば、体の不調になりやすい箇所を占いで確認することもできますよね。
命式でもバランスを整えることで運気が良くなっていくことと同じように、漢方・薬膳も同じ考え方でもあります。
体調不良などで気になっている相談にも、漢方・薬膳の知識があれば、占いのアドバイスに役立ちますよ。
収納・お掃除
風水の基本は、断捨離と掃除になります。
不要なものは処分して、家をキレイに保つことで、運気アップが期待できるんですよね。
私も経験していますが、整理整頓ができなくなってしまうと、物が溢れてしまい、掃除すらもしなくなるという悪循環に繋がってしまいます。
効率よく片づけができる知識を持っていると、片付けの仕方がわからない、掃除の仕方がわからない方にアドバイスすることも可能になりますよ。
カラーセラピー・アロマ
色彩のプロであるカラーテラピーの知識は、ラッキーカラーを知りたい方にうってつけの資格になります。
生年月日などから見るラッキーカラーだけでなく、その人の心理状態から必要な色を提案することもできますよね。
アロマなどの良い香りを上手に取り入れることで、リラックス効果にも繋がります。
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーという仕事では、建築基準法の知識も学ぶことになります。
この知識は、風水にうまく取り入れることができるので、風水の知識とデザイナーの知識を掛け合わせてアドバイスすることも可能になりますよね。
自宅をおしゃれな空間にすることができますから、「良い気が流れるおしゃれな家」を提案することができます。
占い師に必要な国家資格の一覧
ファイナンシャルプランナー
FPと言われるファイナンシャルプランナーの資格は、お金に関するスペシャリストとなります。
金運アップで相談に来る方は、お金の知識が乏しいため、無駄にお金を使っていることが多いのが特徴です。
私もこちらの資格は持っていますが、無駄な出費などを減らすためのアドバイスもできるだけではなく、占い師なら持っていた方が良い資格だと実感しています。
宅地建物取引士
宅建士の資格は、不動産売買の時には、こちらの資格がないと契約することができません。
今は、手に職を持つために、宅建士の資格を取っている芸能人も多いのですが、難しい資格で有名でもありますね。
占いの相談では引っ越しの相談もありますが、風水などの場合、物件の図面を見てアドバイスすることも。
宅建士の資格を持っていれば、風水の知識と不動産に関する知識があれば、最強とも言えますね。
占い師が資格を取得するメリットとデメリット
占い師が資格を取得するメリットは、やはり占いのアドバイスに専門的な知識を有効に使うことができるのが大きいと思います。
私自身も、資格を取得したことによって、アドバイスの幅が広がったと実感しているんですよね。
お金に関する資格であれば、自分にとってもプラスのメリットしかないので、最低限の知識として身に付けておくことをおすすめします。
デメリットとしては、勉強する時間が必要になるため、必ず時間を確保しなければいけません。
勉強したからといって、必ずしも合格できるわけではないですから、不合格だった場合は気分が落ち込んでしまうことも。
私も資格の勉強をしましたが、一発で合格できなかったので、次の試験日まで勉強をし続けなければいけなかったのは大変でしたね。
占い師として活躍するための技術習得は終わらない
占い師としての仕事というのは、一度技術を習得したら終わりということはないです。
むしろ、鑑定しながら技術の習得も日々行っていくことが重要なんですね。
どんな技術でも同じだと思うのですが、辞めてしまったら忘れてしまうので、仕事を続けていくことが難しくなってきます。
占いの勉強も技術の一つではありますから、技術習得は占い師の活動と同時進行で行っていくようにしましょう。
定年のない仕事ですから、一生続けていけるのも大きなメリットと言えますよ。
最後に
占い師が持っていると有利な資格をご紹介しました。
私もいくつか資格を持っていますが、簿記やFPなどは占い師としてのアドバイスにとても有利だと感じていますし、自分にとっても必要になったら、その知識を活かすこともできます。
金運や引っ越しなど、占い師に相談することは多い内容に関連する資格であれば、勉強して身につけても損はないですよね。
自分のためだけでなく、相談者のためにプラスに働く知識を増やすことはとっても大事だったりします。
起業したことがない人に、起業に関する相談をしないのと同じで、占い師だからといって、知識がない人だったら相談しないのと同じこと。
金運の相談は苦手な占い師も実は多いですから、金運だからこそ頼りになる占い師を目指していってくださいね。