こんにちは。熊谷友見です。

占い師として仕事をしようと思っていても、自分でお客さんを集められなければ仕事にすることはできませんよね。

手軽になれる職業ではあるものの、継続することがとても大変なんです。

どこかに所属するというのが早いのですが、対面占いだけを行っている占い館や、電話占いを行っている占い館など様々です。

顔が見えなくても相談ができる電話占い会社は、常に占い師を募集していますし、私も以前は電話占い会社に所属をして活動をしていたこともありました。

私の経験を踏まえて、電話占い会社のオーディションを考えている方に、電話占い師として合格するポイントをご紹介したいと思います。



電話占い会社に所属するためのオーディションの特徴とは?

電話占い会社に所属している占い師は、すべての人が電話占い会社のオーディションに合格した人になります

私が占い師になりたての頃、最初に対面占いだけを行っている会社に所属したのですが、大きく宣伝しているところではなかったので、お客さんは少なかったんですね。

ここだけでは生活が成り立たないということで、それ以外の時間帯にできる電話占いの会社に所属することにしました。

ある1社は電話占いを行っている先生から紹介していただいたので、形ではオーディションをしたんですが、通常であれば不合格にもかかわらず、何とか合格と言っていただきました。

その会社だけでなく、他にも数社、電話占いを行っている会社に所属することができました。

その時に電話占いの会社の方に対して、必ずオーディションをすることになります。

まずは、会社によって多少の違いはありますが、オーディションまでの流れを簡単にご紹介します。

自分はどんな占いができるのか?で、申し込む電話占い会社は変わる

電話占い会社なら、どこも同じなのでは?と考えてしまいがちですが、実は少し違いがあるんですね。

それは、自分自身がどんな占いができるのか?で、申し込む電話占い会社は変わってきます。

その理由として、大まかに

  • 四柱推命やタロットなどの王道の占い
  • 霊感・霊視

この2パターンがあります。

四柱推命やタロットなどの占いをメインで鑑定したい場合、募集要項にそういった内容の記載がある会社の方が良いかと思います。

ただ、ホームページなどを使ってお客さんを集めている会社の場合、霊感・霊視の占い師を求めているお客さんが多い傾向があります。

そのため、タロットなどを使いつつ、視えない分野の対応ができるのであれば、霊感・霊視の電話占い会社に申し込んでみるのも良いかと思います。

私は、両方の電話占い会社に所属をしていましたが、姿が見えるわけではないので、こだわりさえなければどちらでも問題ないと思います。

スピリチュアルな話が苦手ということであれば、四柱推命やタロットなどの占いをメインにしている電話占い会社を選んだ方が無難ですよ。

電話占い会社の担当者に会うことはほとんどない

電話占い会社に所属するとなったら、そこの担当者と会うことが必要なのか?と思ってしまう人もいるかもしれませんね。

ですが、ほとんどの会社では、実際に担当者と会うことはありません。

一部の会社では、一度だけ会社に来社してほしいというところもあるようですが、まず会うことはないと思っても間違いではありません。

今までに何社と電話占いに申込をしたことがありますが、1社だけ会社に一度来て欲しいと言われたことがあります。

結局そこの会社はお断りをしたので、電話占いの会社に出社したことはないです。

電話占い会社のオーディションに合格したら、履歴書を送ることがある

すべての会社ではありませんが、電話占い会社のオーディションに合格した際には、履歴書の送付を義務付けられることがあります。

中には、履歴書ほどではありませんが、職務経歴書に近いものを書いて郵送するパターンや、電話占い会社が作成したオリジナルの書類もあり、ここに関してはバラバラかな~という感じです。

業務委託契約書など、電話占いを始めるまでに会社によって契約をする必要がありますので、ほとんどの会社で書類の記載と送付は行います。

分厚い資料を送ってくるところもあれば、契約書のみのシンプルな会社など、ここに関しては統一感はありませんでしたね。

早く登録したいからと、一気にいくつもの電話占い会社に申し込まない方が良い

電話占い会社に早く登録したいと、焦っていくつもの会社に応募してしまいがちですが、できるなら合格が決まるまで一社ごとに申込をした方が良いです。

その理由として、一気に申込してしまうと、どの会社にどんな内容で申込したのか?がわからなくなってしまうことがあるからなんですね。

電話占い会社の方に、他にも申込んでいるということがバレてしまっても問題はないと思いますが、あまり印象は良くないと思います。

会社によって、申込の段階でどこまで自分の詳細を伝えているかも変わってくるので、目星だけを付けておき、合格がわかるまで次の会社に応募しない方が無難だと思います。

私は以前、数社一気に申込をして、すべてではありませんが、ある会社に他にも申込していることがバレたことがあり、結局その会社からは不合格だった記憶があるんですね。

焦る気持ちはわかりますが、急がば回れの精神で申し込みをした方が良いですよ。

ホームページに載せるための、占い師用の写真の撮影は必要

電話占い会社のオーディションに合格した場合、会社のホームページに写真を掲載することになります。

強制ではありませんが、顔写真が掲載されている方がお客さんがどんな人なのかが伝わるため、指名が増えると言われています。

実際に私自身も、写真を掲載したいため撮影してほしいと言われ、占い師っぽく見える写真を提供したことがあります。

占い師っぽい写真というと、私のイメージでもありますが、ベールをまとって水晶玉を持っているようなのが、世間での占い師のイメージのような気がしますが、実際はそんな格好で占いをすることはありません。

電話占いなどのホームページでは、極端に占い師っぽい格好の写真の方が、占ってもらいたいという気持ちが強くなるのかもしれませんね。

今は、スマホなどで手軽に写真撮影はできますが、私の時はガラケーの時代でしたから、写真館で占い師用の宣材写真を撮影してもらいました。

当時は8,000円~10,000円くらいだったと記憶していますが、今はアプリで加工もできますし、電話占い会社がどういう写真を求めているかによって撮影料金が発生する可能性はあります。

お客さんとの通話用の携帯電話は、会社から支給される

電話占いでは、実際にお客さんと電話で話をしながら占いをするというのが基本になります。

今はスマホが連絡先になっているというケースがほとんどになり、個人で固定電話の回線を持っているということが少なくなってきました。

私が電話占い会社に登録をした時、申込の条件として「固定電話必須」でした。

お客さんが電話占い用の電話番号に連絡し、占い師の固定電話の番号に転送されるという仕組み。

現在では、固定電話がスマホに置き換わっていますね。

電話占い会社の中には、パソコンでの通話みたいにしているところもありますが、基本的にはスマホにかかってくると思っておいた方が無難です。

まずはオーディションに合格し、書類などのやり取りが終わってから、スマホを自宅に発送してもらうことになります。

私の場合は、スマホではなく新品のガラケーが送られてきていたので、必要な番号の登録などを自分で行っていました。

電話に関しては、会社によって条件が違いますので、募集要項に書いてある電話に関しての項目は確認しておいた方が良いでしょう。

今でも固定電話を指定している電話占い会社もあるので、固定電話がなければ仕事ができなくなりますので注意が必要です。

アフターフォローメールが必須の所が多い

電話占いを経験したことがある人ならわかると思いますが、電話占いが終わった後、占い師からアフターフォローのメールが送信されてくることがあります。

これは、リピーターになってもらうため、必ずお客さんに送信するよう電話占い会社の方で言われます。

最初の頃に登録していた電話占い会社では、アフターフォローのメールはほとんどなく、その後に登録した電話占い会社では、占い師の必須項目でした。

電話占いの場合、一日に何人ものお客さんと話をすることが多いので、自分でメモしておかないと誰にどういった話をしたのか忘れてしまいやすいです。

私は基本的に、占いをした後には必ず話した内容をメモしていますから、特に気にしていませんでしたが、初めて電話占いをする場合、人数をこなすことに集中しすぎていると、話した内容を忘れてしまう可能性もあります。

違う内容のメールが占い師から届いてきたら、また話をしたいという気持ちはなくなってしまいますし、気分良く終わった会話も意味がなくなってしまいます。

後でわからなくならないよう、きちんと把握できるようにメモを取っておきましょう。

電話占い会社は、合格のハードルは高い分、占い以外の仕事がないのがメリット

電話占い会社は、占い師は占い以外の仕事をお願いすることは基本的にありません。

集客やお客さんとの金銭のやり取りなど、占い以外のことがないので楽ですが、その分、合格までのハードルは高いと言われています。

色々なサイトで、合格率は10%以下と書かれていますが、実際のところは教えてもらえないので、その情報も定かではありませんが、合格率が低い可能性があるとは思います。

実際に私も何社か申込をしたのですが、不合格が多かったような記憶があります。

電話だけでのやり取りになるため、電話での会話や占いのアドバイスなど、たくさんのチェック項目がありますから、簡単には合格できないんですね。

電話占い会社を紹介してもらって、オーディションなしで採用されることはありませんから、ある程度は占いの経験がないと合格は難しいと思います。

合格するための講座などを行っているところもあるみたいですが、伝え方や話し方などに問題がなければ、合格できるところはあると思いますので、心理カウンセラーの勉強をしておけば、コミュニケーション能力の問題はクリアできますね。



最後に

電話占い師のオーディションは、狭き門とも言われているように、合格率は低いと言われています。

私の経験上、基本は占いができて、話し方に問題がなければ合格できるのではないかと思っています。

私自身が合格した時は、正直、話し方はそれほど良いわけではなかったのですが、電話占い会社によっては合格になることもあります。

ここに関しては、電話占い会社の方針などにもよりますし、2、3社の会社で不合格だったとしても、まったく違うイメージの会社では合格という可能性もあるわけです。

常に占い師の募集をしているところは多いですから、募集条件に問題なければ応募してみてくださいね。

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