こんにちは。熊谷友見です。
占い師ってどのくらい給料をもらっているのか、気になりますよね。
たくさんのお客さんを鑑定しているのですから、たくさんもらえるのでは?と考えるのは自然なことだと思います。
占い師としての仕事を考えているのであれば、知っておきたいポイントの一つではないでしょうか。
占い師がどのくらい給料をもらっているのかを、実際に占い会社に所属した経験からお伝えしたいと思います。
目次
占い会社に所属したら、占い師の給料はどうなるの?
占い師として仕事をするには、占い会社に所属をして仕事をするイメージが強いかもしれません。
経験値が浅かったり、自分で集客する自信がないのであれば、どこかに所属をすると良いですね。
占い会社によりますが、どこの会社でもある程度統一されていることがありますよ。
私も、最初の頃は占い会社に所属していた経験を元に、参考にしていただければと思います。
占い会社に所属する占い師の給料は、ほとんどが歩合制
占い会社に所属したら、他の企業と同じように、時給制で給料が発生すると思っている人が一定数いらっしゃいます。
実際は、時給制で占い師を雇うところはなく、ほとんどが歩合制での契約を結ぶことになります。
対面鑑定を行っているところであれば、鑑定料の半分で、さらに税金が引かれます。
電話鑑定の場合は分給制度で、1分40~50円が相場が多いですね。
待機時間の長さで、給料の金額に大きな差が出る
占い師は歩合制での仕事になりますから、お客さんを鑑定することで給料が発生します。
これは、対面鑑定でも電話鑑定でも同じですが、待機している間は給料が発生しません。
対面鑑定の場合は、お店が開いている時間が決まっているため、長い時間待機することができれば、給料が増えていきます。
電話鑑定の場合は、自宅で鑑定を行うことが多いのと、占い会社によっては24時間待機可能なところもあります。
占い師によっては、対面鑑定の会社と電話鑑定の会社の両方に所属して、それぞれ可能な限り長時間待機して占っている人もいますよ。
占い師は、月収でどのくらい給料をもらっているの?
占い師がもらっている給料は、上記のように待機時間によって変わってくるため、具体的な給料の金額を提示することは難しいです。
私の体感としては、平均で月収10~20万円前後くらいじゃないかと思っています。
手取りの金額で言えば、派遣社員として働いている給料に近いくらいですが、時給換算ではないため、仕事に費やしている時間は占い師の方がはるかに多いのは間違いありません。
ですが、所属する占い会社によってお客さんが変わってくるのと、人が多い時間帯に待機できれば常に鑑定できるため、占い師の給料は大きく変わってきますよ。
人気占い師になることができれば、給料を増やすことができる
新人占い師として仕事をしたばかりだったら、あまり多くの給料をもらうことは期待できません。
ですが、長く所属していたり、お客さんからの人気が高くなってくると、給料を増やすことができます。
占い会社側でも、人気の占い師になればお客さんの単価を上げることができますし、多くの日数で待機してもらえれば、確実に給料を増えていきますよね。
ただ、待機する日数や時間が増えれば増えるほど、体の負担も多くなるので、待機する日程の調整は必須だと思います。
占い会社に所属しても保証はないため、赤字になることも
占い会社に所属すれば、お客さんが常に来るということはありません。
私も経験したことがありますが、対面鑑定で所属していた会社では、一日中待機して一人もお客さんが来なかった…ということがありました。
占い会社が、どれだけ広告宣伝に力を入れているかによっても変わってきますが、お客さんが来る・来ないに関係なく、その場所に行く交通費などは自分で支払わなければいけませんから、一人も来なければはっきり言って赤字です。
占い師として認知度がなければ、こういう状況にもなりますから、赤字を避けたいのであれば、人気占い師になるための努力も必要ですね。
給料を増やしたいなら、人気の高い占いを習得しておこう
お客さんは、占ってもらいたいために、占い師の元へ足を運びます。
ほとんどが女性のお客さんが多いので、女性に人気の占いを習得しておくと良いです。
定番で人気の高いタロット占いや四柱推命、手相などは、お客さんからすると魅力的でもあるんですよね。
特にタロット占いなどは、カードを使うのでお客さんもイメージしやすいですし、手相なら自分の手を見て占ってもらえるので、占ってもらっている特別感を感じるのかもしれません。
タロット占いと数秘術なら、短期間で習得できるので、最初に学ぶ占いとしてはおすすめですよ。
占い師としての給料を上げたい場合は?
せっかく占い師として仕事をするのですから、手取りの給料は上げたいですよね?
会社に所属している状態だと、どうしても限界が出てきます。
ある程度、占い師としての経験ができたのであれば、個人での活動も視野に入れてみると良いのではないでしょうか。
占い会社によっては、個人での活動を禁止しているところもあるので、自分の活動方法によっては考えなければいけないポイントになると思います。
どこの占い会社にも所属しないで、個人で占い師として活動する
給料を上げたいのであれば、個人での活動以外ありません。
占い料金も自分で決めることができますから、高く設定することも可能です。
占い師としての経験値で決めると良いと思いますが、場所代や交通費なども考えて料金設定をするようにしましょう。
占い会社とは違って、何もかも自分で決めていかなければいけませんから、その分の手間もかかります。
個人で活動するということは、最初は個人事業主と同じになります。
SNSなどを上手に使って集客できれば、給料を増やすことができる
単価を上げることも大切ですが、お客さんが来なければ意味がありません。
昔と違ってSNSを使って集客ができれば、自然と給料を増やすことができます。
占いは、悩みを解決するためのアドバイスを知ることができますから、自分がどんな悩みに強い占い師なのか?を伝えていければ、その悩みを抱えているお客さんが集まってきやすくなりますよ。
女性客が多い特性がありますから、恋愛系の相談に強い占い師は人気が出やすいですね。
給料制度がない分、実力次第では占い師の月収を上げることができる
会社と違って、占い師という仕事には給料制度はありません。
ですが、占い師としての実力次第では、月収を上げることは可能になります。
占い会社に所属していると、どうしても他の占い師がいますから、その兼ね合いもあって、自分だけ特別扱いというのはできません。
ですから、個人で活動を中心に、赤字にならないよう単価を決めることができれば、給料を上げることは可能になってきます。
個人で活動するというのは、すべて自分で行わなければいけないことは圧倒的に増えてきます。
メリット・デメリットがあるため、どちらを選択すれば良いのかは、自分の置かれている状況で判断しても良いですね。
最後に
占い師の給料についてお伝えしました。
テレビで活躍している占い師を見ていると、たくさんの給料をもらっている印象は強いのではないでしょうか。
私が占い師になった頃は、占い番組はなかった時だったので、たくさん給料をもらっているというイメージはありませんでした。
ですが、長く続けていくには、長く続けられる土台作りも必要ですから、自分の方向性や現状を含めて、どのくらいの給料だったら良いのかを考えてみてくださいね。