タロットカードを使ったタロット占い

こんにちは。熊谷友見です。

占い師には、占いをするための道具を使って、相談者の悩みに答えます。

占いを知らない方でもイメージできるのは、タロットカードなんじゃないでしょうか?

占いの占術によって、使用する道具はいくつか種類があります。

タロットカードだけでも種類があるので、タロット占いをする占い師にとっては迷いどころかもしれません。

私が、タロットカードを購入した際に実感した種類や大きさの選び方をご紹介します。

占う占術によって使用する道具を使い分ける

占いをするのに、占うための道具というのは必ず必要になってきます。

占術によっては、道具が必要のないケースもありますが、何かしらの道具は使っています。

占いを勉強する上でも、道具がどれだけ必要なのか?というのは、私が最初の頃に疑問に感じたことでもありました。

他の習い事でも、自分が使用する道具を別に購入しなければいけないということって、多いんじゃないでしょうか。

道具を見て占いを勉強したい!と思われる方ももしかしたらいるかもしれませんが、どちらかというと、占いを勉強して他の道具が欲しいと思うことの方が多いように感じます。

初心者必見!タロットカードの選び方とは

これから占い師を目指すあなたにとって、最初に手にするタロットカードは、まさに「相棒」のような存在です。

無数にあるデッキの中から、自分にとってぴったりのカードを選ぶことは、占い師としての第一歩であり、未来への扉を開く鍵でもあります。

自分の感覚を信じよう

初心者の方によくあるのが、「どれを選んでいいか分からない」という悩みです。

しかし、カード選びにおいて最も大切なのは「直感」です。

デザインを見て、心がときめくか、なぜか気になる、そんな感覚を大切にしてください。

特に、毎日触れるものだからこそ、自分が心地よく感じるカードであることが重要です。

初心者におすすめの定番デッキ

初心者におすすめのタロットカードをご紹介しますね。

ライダー・ウェイト版

多くの解説書がこのタイプに対応しており、絵柄も象徴的でわかりやすいのが特徴です。

初心者向けで、基本から学びたい人には最適です。

マルセイユ版

歴史的な重みがあり、シンプルな図像が特徴。

ただし、初心者には少し難解に感じる場合もあるので、初心者というより中級以上といった感じですね。

トートタロット

現在最も流通しているウェイト版とは違い、複雑な絵柄が特徴的なタロットカードです。

ウエイト版とほぼ同じですが、部分的に違うカードがあるため、慣れないと読みづらさを感じるかもしれません。

現代風アート系デッキ

直感で読んでいくスタイルに合うものも多く、自分らしい占いスタイルを見つけたい人に向いています。

色んな種類のタロットカードを見たり触れたりしたいなら、東京タロット美術館で叶いますので、行ってみてはいかがでしょうか。

初心者が購入するタロットカードと言ったら、ウエイト版がおすすめ

タロット占いをするには、タロットカードが必要です。

タロットカードには、大きく分けて3種類あり、「ウエイト版」と「マルセイユ版」「トートタロット」になります。

初心者が学ぶ時にオススメされるのは、ライダー・ウエイト版というタロットカードになります。

マルセイユ版は、ウエイト版よりも絵柄がシンプルなため、これから勉強する初心者にとっては使いづらいことが多いと思います。

トートタロットは、ウエイト版と似ていますが、違うカードも部分的に含まれています。

私はウエイト版しか持っていませんが、初心者でも読みやすく、使いやすいのが特徴で初めて購入するのにはおすすめのタロットカードです。


タロット占いに慣れてきたら、マルセイユ版や違う絵柄のタロットカードを使ってみるのもアリ

ウエイト版のタロットカードは、あくまでも初心者向けとして使用することが多いです。

でも、タロット占いを勉強して慣れてきたら、マルセイユ版や違う絵柄のタロットカードを試してみるのも良いです。

私はウエイト版が一番使いやすいので、あまり他のタロットカードは使用していません。

ですが、タロットカードはウエイト版を基本とした違う絵柄のものが出回っているので、違うタロットカードを使って占ってみると面白いと思います。

ウエイト版以外で、唯一購入した猫が描かれているタロットカードを持っています。

ミニチュアサイズなので、ちょっとタロットで占いをしたいな~という時に使っていました。

それぞれの絵柄に個性がありますから、たくさん持っている人はタロットカードを何種類か持っていて、その日に合わせて使用するカードを決めているケースもあるようです。


サイズ・質感・雰囲気もチェック

タロットカードによって、それぞれ特徴がありますので、自分の直感でしっくりくるものを選ぶと良いですよ。

  • サイズ感:手の大きさに合ったものを。大きすぎるとシャッフルが難しくなります。
  • 紙質・シャッフルのしやすさ:コーティングや厚みによって扱いやすさが大きく変わります。
  • 絵柄の雰囲気:幻想的なもの、明るいもの、ダークなものなど、自分の目指す鑑定スタイルに合った雰囲気かどうかを見ましょう。

タロットカードには、大きさが様々

このウエイト版のタロットカード、大きく分けて3種類もあります。

  • レギュラー 120×70㎜
  • ポケット  89×57㎜
  • ミニチュア 80×44㎜

私が一番最初に購入したのはライダータロットの「ポケット」です。のちに、対面鑑定用として「レギュラー」も購入しました。

最初はタロット占いを独学で勉強してみようと思い、名古屋駅にある東急ハンズで、本と一緒にポケットを購入した記憶があります。

女性の手の大きさで考えると、ポケットが使いやすく、今でもタロットカードを使う時はこちらのサイズをよく使用しています。

レギュラーはポケットより大きいため、対面でお客さんを占う時に見やすいのがメリットです。

講座でタロットカードを購入する時は、ほとんどがレギュラーサイズを勧められますね。

上記のサイズ以外にも、もう少し大きいものや、微妙にサイズが違う大きさのものまでたくさん種類があります。

インターネットでも購入ができますが、大きさを確認したいと思うなら、東急ハンズなら上記の3種類のサイズがすべて置いてある可能性が高いので、一度行ってみると良いです。

最初は1デッキでOK

たくさん集めたくなる気持ちは分かりますが、最初のうちは1つのデッキとしっかり向き合うことが大切です。

そのカードの意味やエネルギーを深く理解し、信頼関係を築いていくことで、リーディングの精度も自然と高まっていきます。

せっかく購入しても自分に合わなかった…というケースもありますから、タロットカードをある程度理解できるようになったら、今の自分に合ったタロットカードを増やしていくと良いですよ。

占い方によって、使うタロットカードの大きさを変える

私が主に使用していたウエイト版タロットの「ポケット」。

個人的には使いやすいですが、対面で占ったお客さん側からすると、カードが小さい分、絵柄も若干見づらさはあるかもしれません。

もし、対面で占う場合、「レギュラー」の方が大きいカードのためお客さん側は見やすくなります。

私の場合は、対面は「レギュラー」、電話やメールは「ポケット」などタロットカードの使い分けをしていました。

占ってもらう立場からすると、絵柄が見やすい方が占ってもらってる実感もしやすくなりますしね。

占いにおけるタロットカードの重要性

タロットカードは、単なる占いのツールではありません。

占い師にとって、それは「言葉にならない想いを読み解く翻訳機」であり、「相談者の無意識を映す鏡」でもあります。

占いの中でも、タロットがこれほどまでに重要視される理由は、その多層的な象徴性と柔軟性、そして即応性なんだと思います。

目に見えない世界を“見える化”する力

タロットは、心理や感情、運命や潜在意識など、言葉で説明しにくいものを視覚的に伝えてくれます。

絵柄の一つ一つが象徴となり、質問者の悩みや状況に形を与えることで、相談者自身が答えに気づくためのヒントを与えてくれますよ。

占い師の直感を引き出す“共鳴装置”

カードの並び、色合い、人物の表情など、これらは占い師の直感を刺激し、ひらめきを促します。

経験を重ねるほどに、カードは単なる知識以上のものを語りかけてきます。

占い師として成長したいなら、カードとの対話は欠かせませんね。

タロットはどんな悩みにも対応できる柔軟性

恋愛、仕事、人間関係、健康、人生の転機など、タロットはどんなテーマにも対応できる、汎用性の高い占術です。

カードの意味を組み合わせることで、状況を多角的に捉えることができるため、より深いリーディングが可能になりますよ。

タロット占い初心者にとっての学びの入口

タロットは、占術の中でも比較的入りやすく、独学でも始められるのが特徴です。

ですが、奥はとても深く、心理学、神秘学、数秘術、占星術などと関連付けて学ぶことで、プロとしての幅を広げることができます。

まさに「占いの基礎力」を鍛えるのに最適なツールと言えますね。

カード選びに迷ったらウエイト版のポケットサイズがおすすめ

タロットカードには、大きさや種類があることがわかったと思います。

自分にはどのタロットカードが合うのか?選択肢がある分、迷ってしまいますよね。

もし、どれを選んでいいかわからないと思ったのなら、初心者であればウエイト版のポケットを選んでみてください。

大きさも持ちやすいですし、最初からいきなり誰かを占うということもないでしょうから、練習するにはちょうど良い大きさだと思います。

レギュラーもミニチュアも、タロット占いに慣れたら、大きさを変更しても使用するのにそれほど難しくはないです。

対面鑑定を主に行いたいということがハッキリしていたら、迷わずレギュラーを選んでみても良いですよ。

自分がどんな占い方をするのか?というところで、判断されれば良いかと思います。

直感を使ったタロットカードの選び方の基本

占い師を目指すあなたにとって、タロットカードは“ただの道具”ではありません。

タロットカードを選ぶとき、もっとも大切なのは知識やデザインの好みではなく、あなたの“直感”を大事にしてくださいね。

カードはあなたに語りかけてくる

本屋やネットショップでタロットカードを探していると、不思議と「何となく気になる」「なぜか目が離せない」と感じるカードに出会うことがあります。

それこそが、あなたと“波長が合う”タロットカード。

理屈ではなく、感覚で惹かれるものこそ、あなたの潜在意識が求めているカードです。

見た瞬間に心が動いたカードを選ぶ

美しいデザイン、繊細なイラスト、柔らかな色合い。

見た目の好みも選ぶ要素にはなりますが、もっと大切なのは「このカード、使ってみたい」と思えるかどうか。

目にした瞬間の心の反応を信じてみましょう。

実際に手に取ってみる(可能であれば)

可能であれば、カードを実際に手に取ってみてください。

カードの厚みやシャッフルのしやすさ、触れたときの感触なども、相性を判断する大切な要素です。

「手にしっくりくる」感覚があれば、それは大きなサインです。

理由はなくてもOK!「なんとなく好き」で大丈夫

選ぶときに「このカードが人気だから」「初心者に向いてるらしいから」と、他人の評価を気にしすぎる必要はありません。

あなたの感性と直感を信じましょう。

“なんとなく好き”は、あなたの内なる声の表れですからね。

直感で選んだカードは、あなたのリーディング力を引き出す

直感で選んだカードは、使えば使うほどあなたと深く繋がり、リーディング力を引き出してくれます。

言葉にならない感覚やひらめきが湧きやすくなり、カードとの対話が自然に始まっていきます。

「選ぶ」ことに迷ったときこそ、少し目を閉じて自分の心に問いかけてください。

きっと、あなたにとって最良の一枚が見えてくるはずですよ。

最後に

タロット占いは、ポピュラーな占いでもあるので、色んな種類が出回っているのだと思います。

それだけたくさんの占い師が使用しているという点では、独学だけでなく教室や講座も色んな場所で行っていますから、身に付けやすい占術の一つと言えますね。

タロットカードも、綺麗な絵柄やかわいらしいイラストのようなものまでありますから、占いの練習でも楽しみながらできるのではないでしょうか。

うまく占えない時は大変かもしれませんが、「当たってる」と言われるようになるとモチベーションも上がってきますよ。

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