こんにちは。熊谷友見です。
タロット占いは、日本では特に有名な占いとして、知っている方の多いかと思います。
ですが、「タロット占いが当たるのはなぜか?」と考えたことはありませんか?
占いの中でも、有名だからではなく、当たるから有名になったのではないかと思っています。
タロット占いが当たるのはなぜか、私なりに解釈したことをお伝えしますね。
目次
タロット占いにはどんな秘密が隠されているの?
タロット占いが日本で流行したのは、1980年代と言われています。
オカルトブームがきっかけになったようですが、実は私が中学生くらいの頃にタロット占いが流行った時があり、タロットカードが付いている本を購入した記憶があります。
本を見ながらタロット占いをしてみたものの、解釈がうまくできず、そのまま止めてしまったのを覚えています。
まさかそこから何年か後にタロット占いを勉強し、占い師になるなんて夢にも思っていませんでしたが(笑)
そんな今でも人気のタロット占いですが、まずは起源に迫ってみたいと思います!
タロット占いの起源は?
タロットは、大アルカナと小アルカナとわかれていますが、私たちが遊びで使用しているトランプが起源になっています。
大アルカナは22枚、小アルカナは56枚で構成されていて、全部で78枚あります。
起源には諸説があるので、はっきりとしたことはわかりませんが、18世紀頃と言われているんですよね。
元々は、フランスのマルセイユ地方で使用されていたマルセイユ版と呼ばれるカードだけでした。
当初は占い目的ではなく、娯楽で使用されていたようです。
ですが、1909年にアーサー・エドワード・ウエイトという神秘学者が画家のパメラ・コールマン・スミスに書いてもらい、このカードがタロット占い初心者向けのウエイト版になります。
今は、この2種類を元に、色んな種類のタロットカードが出回っているので、見るだけでも楽しめますよ。
タロット初心者が当たる秘密は、占う人の潜在意識が関係している
タロット占いというのは、占い師の潜在意識ではなく、相談者の潜在意識が関係しています。
タロットカードに出されるのは、潜在意識の状態を可視化したものだと思ってもらった方がわかりやすいかと思います。
タロット占いの場合は、潜在意識の影響もあるため、相談者側の心理状態なども関係してくることもあります。
それ以外にも、カード固有のエネルギーが宿っているため、占い師側がいかにタロットのメッセージを読み取れる空間を作れるか?も大切になります。
占い師がいい加減な占いをしてしまうと、カードは答えてくれなくなってしまうのです。
お香を焚いたりするのは、潜在意識と場の浄化を含めて行う必要があるからなんですね。
占いをするタイミングも、タロット占いが当たる秘密の一つ
タロット占いは、卜占という占いという特徴もあるので、その日、その時間、誰に占ってもらったかで、答えが変わってしまいます。
よく、「最初に占い師に聞いた質問と同じ質問を、違う占い師にしたのに答えが違う」という話を聞いたことがありませんか?
これは、同じ日であっても、占った時間と占い師が違うことで、答えは変わるということ。
生年月日を元にした占いとは違うので、タイミングというのも影響するんだと思っています。
同じ質問を何度もした場合は、正しい答えを教えませんよという戒めに近いものがありますね。
もし、同じことを聞きたいのであれば、質問の仕方を変えるしかありません。
偶然性のタロット占いは、実は必然性の占いでもある
タロット占いだけではなく、カードを使った占いをする時には、必ずシャッフルしてどのカードがどこにあるのかわからない状態にします。
このシャッフルは、実は浄化の意味合いもあり、しっかりとシャッフルすることでタロットカードが浄化され、答えを導き出すことができます。
その中から占い師がカードを選びますが、絵柄を見てカードを出したわけではないため、偶然性で出たタロットカードになります。
偶然性で選んだカードなのにもかかわらず、相談者に必然なカードが出ることがほとんどです。
これは、解釈の仕方は占い師の実力によって左右されるところですが、伝える必要性があるカードが出るため、その内容を伝えると不思議と当たることが多いんですよ。
偶然だと感じたことは、必然に通じていて、何らかのサインを出していますが、それがタロットカードになっているということなんですね。
集合的無意識で、相手の気持ちをタロット占いで当てることができる
潜在意識と同じように、集合的無意識という言葉があります。
集合的無意識とは、個人の意識だけでなく、人類全体が共有している無意識のことと言われています。
タロット占いで相手の気持ちを知る時は、この集合的無意識に働きかけることで、読み解くことができるんですね。
好きな人のことだけでなく、家族や友達なども繋がっているため、その部分をタロットカードで可視化しているから、相手の気持ちがわかります。
具体的に繋がりがなくてもわかるのは、この集合的無意識が影響しているからなんですよ。
タロットが当たる理由は、カードと信頼関係を築くこと
タロットカードを使って占いをするということは、自分の右腕となってサポートしてもらうのと同じです。
道具といえども、大事に扱って信頼関係を築くことができれば、当たる確率はどんどん上がってきます。
元プロ野球選手のイチローさんも、道具を大事にしていたことが有名で、だからこその結果や人気にも繋がっていったのではないでしょうか。
占い師が占いをする時にも、何かしらの道具を使います。タロット占いならタロットカードになりますよね。
タロットカードを雑に扱ってしまったら、道具から大事にされなくなるので、カードが読めなかったり読みづらかったりという現象が起きます。
道具を大事にすることも、なぜタロット占いが当たるのかにも影響していくということに繋がってきます。
大きさや絵柄など、自分が長く使いたいと思えるタロットカードを見つけてくださいね。
最後に
タロット占いはなぜ当たるのか。永遠のテーマのような気がします。
本を読むだけで、簡単にタロット占いができるようになるわけではありませんが、継続して続けていくうちにタロットカードが何を伝えているのかがわかるようになってきます。
人を占うだけでなく、もし、自分自身が何か迷いや悩みが出てきた時、解決するためのツールとして使うこともできますからね。
何かの答えが欲しい時には、助けてもらえる存在にもなりますし、占いが好きな人であれば単純に面白さを感じるのではないかと思います。
理屈ではわからない、神秘的な部分や考えられない力が秘められているようなイメージもあります。
タロット占いは、相談者の悩みに向き合ってくれますから、タロットカードが教えてくれた言葉を受け止め、自分自身を見直すきっかけにもなりますよ。