こんにちは。熊谷友見です。
占い師として活動するためには、資格や免許が必要なのかな?と考えたことはありますか?
私は、占い師の仕事をしようと考えて勉強したわけではないので、資格や免許に関しては考えたことはありませんでした^^;
ですが、ネットで検索をすると、資格や免許に関する詳細も書かれているため、持っていた方が良いのか迷われるかもしれませんね。
占い師に必要な資格や免許はあるのか、どんな勉強をするのが占い師として有効なのかをご紹介したいと思います。
目次
占い師として活動するための必要な資格や免許は存在しない
簡単に言ってしまうと、占い師に必要な資格や免許というものは存在しません。
ですが、ネットで検索をしていると、「免許を発行します」などとお伝えしている占い師さんがいらっしゃいますね。
これは、国家資格でも公的資格でもなく、個人的に発行しているお免状のようなものになります。
要は、「あなたが学んだ占いを使用しても良いですよ」と、占い師の先生が認めたという証明書みたいなこと。
中には、教えた内容を公開させないために、誓約書を書かされるケースもあるようです。
頑張って学んで身に付けたものですから、簡単に発信されては困りますからね。
でも、占い師として活動する上で、持っていた方が良いおすすめの資格というのはありますよ。
占い師になるなら持っていたいおすすめ資格とは?
私が実際に占い師として仕事をしている中で、持っていて損はない資格をご紹介しますね。
1.最初に学んでおきたい資格はやっぱり簿記
占い師という仕事なので、簿記の資格というのは意外に感じるかもしれません。
ですが、占い師という仕事は、最初は個人事業主としての活動ということになります。
金額が安く、それほどたくさんのお客さんを鑑定する機会が少ない段階で、簿記の資格を取っておいた方がとても楽になります。
私も簿記の資格を取りましたが、かなり年数が経ってから取りましたので、勉強するのは大変でした。
年間で20万円以上の所得が発生すれば、確定申告が必須になりますから、日々の帳簿をしなくてはなりません。
簿記の知識は学んで損はないですし、私も早い段階で資格を取っておけば良かったと思った資格の一つです。
占いに直接関係がなくても、占い師として活動していく上で必要な知識ですので、持っていない人は簿記3級だけでも取っておくことをおすすめします。
2.簿記と同じくらい必須の知識の国家資格のファイナンシャルプランナー(FP)
FPとは、「ファイナンシャルプランナー」の略で、この資格はお金に関する一般的な知識を学ぶことができる国家資格です。
これも占いに関係があるようには感じませんが、占いの仕事をしていると、金運を知りたいというお客さんは一定数いらっしゃいます。
占い鑑定は恋愛に関しての相談が多いですが、風水鑑定になると金運や仕事運など、お金に関する相談が多くなってきます。
なので、お金に関する最低限の知識を知っていることで、必要なアドバイスをお伝えすることもできるんですね。
すべての方ではありませんが、金運の相談をされている方のお話を聞くと、お金の知識に乏しい方がかなり多いです。
占いで金運が上がれば、お金に困らないという安易な発想になってしまうのかもしれませんが、そんなことはありませんよ。
今の段階で、お金との向き合い方を整えることで、金運の上がり方も変わりますから、知っていても損はありません。
簿記の次にFPの資格も取りましたが、こちらももっと早く勉強しておけば良かったと思った資格の一つです。
FPの試験を受けた時に、若い人というよりも、30代~50代くらいの年齢の方が多い印象がありました。
参考書を暗記すれば受かることができる資格でもあり、簿記よりかはハードルは低いですので、こちらの資格を取ることもおすすめします。
3.占い師としての役に立つ心理カウンセラー
心理カウンセラーの資格は、占いの仕事と繋がらないイメージがあるかと思います。
占い師は占いができるのはもちろん必須ですが、基本的には「話をする仕事」になります。
一般的にお客さんは、当たる・当たらないで占い師を判断していますが、「自分を理解してほしい」という承認欲求が隠されているんですよね。
もし占いが当たっていたとしても、伝え方が悪かった場合は、「二度と話をしたくない占い師」になってしまう可能性があります。
また占ってほしいと言われるためには、占いの結果をどう伝えるかで同じ内容でも表現は変わります。
全員ではありませんが、心理学を学んでいる占い師は多いんですよ。
もし、占いを勉強していてもどう伝えていいか迷ってしまうと思うなら、心理カウンセラーの資格はかなりおすすめです。
4.アドバイスに役に立つ漢方の知識
私は、主に東洋占術を使うことが多いのですが、東洋医学との繋がりもあるんですよね。
東洋占術は、五行理論というのが主体になり、この五行バランスが崩れてその人の悩みに繋がっていることが多いです。
実際に、お客さんを四柱推命などで見ると、特に病気や体調不良の原因は生年月日の五行で確認することもできるんです。
占いのアドバイスで、五行のバランスを整えるために、必要な五行のアイテムなどをお伝えすることがあります。
漢方は占いと同じ五行思想が基本になっているため、アドバイスをする際にとても有効な知識の一つだと思います。
通常、漢方薬などを摂取する際は、症状などから処方されることが多いのですが、五行のバランスで必要なものがわかれば、その部分も含めて取り入れることもできますよね。
通常の食事に「薬膳料理」を取り入れることができれば、悩みがいつの間にか解決している!なんてことにも。
知識として持っていても、メリットは大きいと思いますから、勉強して損はない資格の一つだと思いますよ。
5.運気アップの基本!断捨離が効率よくできる収納の資格
風水を含め、汚部屋に住み続けていると、運気アップから遠ざかってしまいます。
汚部屋になるきっかけは、ほとんどは「片付けができない」状態なんですよね。
物が散乱していると掃除もしづらくなるので、部屋中にホコリが溜まってしまい、やる気さえも失ってしまうので、運気が下がってしまうことに繋がっていきます。
最近では、職場などでは綺麗にできても、家ではできないという「隠れ汚部屋」の人たちが増えてきているという現状も。
私が鑑定をしていても、部屋が散らかっているという話はよく出てくるので、整理整頓ができないばかりに運を下げてしまい、悪影響が出ていることも多いんです。
今は断捨離が流行っており、物が少ない部屋にあこがれる人もいるのも事実です。
ただ、整理整頓ってうまくできない人が多いですから、効率よく片づけをする方法を知っていると、これもアドバイスとして非常に役に立ちます。
自分の家の断捨離ができれば、運が上がってきてプラスの影響が出てきますから、自分の経験からアドバイスとしてお伝えすることもできますよね。
風水に興味があるのなら、収納に関する知識はほしいところです。
6.ラッキーカラーだけじゃなく、悩みに合わせてカラーセラピーも運気アップに!
占いに来るお客さんで、かなりの確率でラッキーカラーを知りたい方が多いです。
私もよくお伝えしますが、こちらから話をしなくても「ラッキーカラーを教えてください」とよく言われます。
色というのは身近な存在でもあるため、気になる人が多いのも事実なんですよね。
ラッキーカラーは主に生年月日から割り出すことが多いんですが、その人の悩みに合わせたカラーをお伝えすることもあります。
視界に入る情報は、無意識に影響を受けるため、ラッキーカラーだけにしてしまうとバランスがおかしくなってしまいますから、悩みに合わせて他のカラーも取り入れると良いです。
例えば、ダイエットをしたい人に対しては、青色というのは食欲を減退させる効果があるので、食器の色を青色にしてもらうだけでも効果的です。
でも、部屋中の色もすべて青色にしてしまうと、無意識に体が冷えてしまい代謝が悪くなりますから、ダイエットが失敗しやすくなります。
ラッキーカラーだけでなく、その人にとってプラスアルファで取り入れると良いカラーがわかると、占いの満足度は格段に上がりますよ。
占い以外の知識を持っていることで、アドバイス能力が格段に上がる
占いだけの勉強をしていると、他の知識の吸収がおろそかになってしまうこともあります。
ですが、お客さんが知りたい答えとして、悩みに対して有効な方法だったりしますしね。
占い師は占いの勉強も必要ですが、それ以外の知識も知っているとお客さんから思われていることは多いです。
専門的な知識としては占いで十分ですが、広く浅くの知識があるとアドバイス能力は格段に上がりますよ。
占いに来るお客さんは、悩みを解決することを求めてきますから、取り入れやすい方法を知っていると頼れる占い師に思ってもらえますね。
最後に
私も最初の頃は、占いの勉強だけをすれば良いと思っていたんですよね。
経験を積んでいくうちに、占い以外の知識があった方が良いということをどんどん実感するようになりました。
今でも占いの勉強はしていますが、それ以外の資格も時間をかけて取りましたし、もっと早く勉強していればと思ってしまうこともあります。
占い以外の知識は、他の人よりちょっと知っているというレベルで良いかと思います。
私の場合、独学で本を読むだけでは思うように吸収できなかったので、通信講座などを利用して勉強をしました。
自分に合ったやり方で、占い以外の知識を取り入れてアドバイスに役立ててくださいね。