こんにちは。熊谷友見です。
「占い師として成功したいけど、心理テクニックって必要なのかな?」
占いの勉強をしつつ、いざ実践してみると、なかなかうまく占いができないことって多いと思います。
占い師なら誰しも通る道ではありますが、確かに占い師が使っている心理テクニックはありますから、実践しながら身につければ自然と占いができるようになります。
実際に私も最初の頃に占った時は、占いの答えをうまく伝えられず、どうすればいいのか悩んでいたこともあったんですよね。
もし、あなたが占い師に必要な心理テクニックが知りたいのなら、この記事で必要な心理テクニックを学ぶことができますよ。
占い師は、ただ未来を予言する能力だけでなく、さまざまな技術や心理テクニックを使っていますので、現役占い師の目線から、効果的な占い師になるための主要な心理テクニックを紹介します。
目次
占い師が使う心理テクニックとは?
占い師が鑑定で使うのに、必要な心理テクニックをご紹介します。
心理学を学ぶことで見につけることができる技術になりますので、話し方に自信がないと感じるなら学んでおくことをおすすめします。
1.コミュニケーション能力
聞き手になる
相談者が何を求めているのかを理解するためには、良い聞き手になることが重要です。
相談者の言葉や非言語的なサインに注意をし、共感を示すことで信頼関係を築くことができます。
クリアな伝達
自分の見解やメッセージを分かりやすく伝える能力も、占い師には必要不可欠です。
複雑なアイデアも簡潔に、そして相談者が理解しやすい言葉で説明する技術が求められます。
2.カウンセリング技術
占い師は、相談者の個人的な問題や悩みに対処します。
カウンセリングの基本的な原則や技術を学ぶことで、相談者に対してより深いレベルで共感し、助言することができるようになります。
3.豊かな知識と経験
占いの方法
タロットや西洋占星術、手相や易など、多様な占いの方法に精通していることで、相談内容に応じて答えを求めることができます。
それぞれの技術には独自のシンボルや意味があり、その知識は正確な読み取りを提供するのに役立ちます。
心理学
人の行動や思考パターンを理解する心理学の知識も、占い師にとって必要なツールです。
相談者の言動から、深層の感情や動機を読み取ることができます。
4.柔軟性
占い師は、さまざまな背景を持つ人々と話をすることになります。
そのため、自分の考えと違う人であっても柔軟に対応する能力が求められます。
相談者一人ひとりに合わせたアプローチをとることで、より有意義な鑑定をすることができます。
5.倫理観
プライバシーの尊重
相談者のプライバシーと秘密を守ることは最も基本的な倫理観です。
占い師は、相談された情報を第三者と共有しないことが義務付けられています。
正直さと誠実さ
未来を予言する際には、現実的な期待を提供し、不当な希望を抱かせないようにします。
また、自分の能力の限界を理解し、必要に応じて専門家に相談することも伝えることがあります。
占い師が使うコールドリーディングとは?
コールドリーディングは、占い師が相談者について事前に何も知らない状態から、細かい観察、心理学的な技巧、そして一般的な統計に基づく推測を組み合わせて、相談者に関する個人的な情報や感情を読み取る技術です。
この方法は、相談者とのコミュニケーションを深めることで、信頼感を築くために用いられることがあります。
占い師が使う手法をご紹介しますね。
1.観察力
占い師は、相談者の服装やアクセサリー、身振りや表情、話し方などの非言語的な手がかりから情報を収集します。
相談者を観察することで、相談者の社会的地位、性格、現在の感情状態などについての推測を行います。
2.バーネット効果(フォラー効果)
自分に関するあいまいで一般的な情報を、正確な個人的情報であると誤って認識してしまうという、心理的な傾向を利用します。
占い師は、ほとんどの人が共感できるような曖昧な情報を伝えることで、相談者に強い共感を引き出します。
3.フィードバックの活用
相談者の反応を注意深く観察して、その反応に基づいて推測を微調整しています。
相談者が示す微細な反応や同意のサインを捉えることで、占い師はさらに具体的で個人的な情報を提供することができます。
4.戦術的な質問
はいかいいえで答えられる単純な質問ではなく、相談者に自ら自分の情報を開示させるような質問をします。
これにより、相談者からより多くの情報を引き出すことができ、その情報を基に、さらに詳細な占い鑑定を行います。
5.コールドリーディングの倫理性
コールドリーディングは、占い師としての技術の一部と見なされることもありますが、その使用には倫理的な考慮が伴います。
透明性を保ち、相談者を誤解させることなく、支援と助言を目的として使用することが重要です。
相談者が相談内容を話してくれるために、占い師はコールドリーディングの技術を使用していることが多いです。
心理テクニックで信頼関係を築く占い師になるための方法
占い師と相談者との間に信頼関係を築くことは、有意義な占い鑑定を実現する上で非常に重要なんですね。
信頼感があると、相談者は感情がよりオープンになり、自分の感情や悩みを率直に話すことができるようになります。
1.聴く力を養う
アクティブリスニング
相談者が話しているときは、全注意を傾け、興味を示し、理解を深めるために質問をします。
これにより、相談者は自分が価値を持ち、尊重されていると感じるようになります。
非言語的コミュニケーション
身体言語や目の接触を通じて、相談者に対する共感や関心を表現します。
2.真実と誠実さを保つ
正直なコミュニケーション
占いの結果や解釈について、現実的かつ誠実なアドバイスを提供します。
過度に楽観的な予言や根拠のない保証を避け、現実的な視点も必要になります。
能力の限界を認識する
自分の専門外の問題や解決が必要な場合は、専門家への紹介も含め、適切なアドバイスを提案します。
3.個人情報の尊重と保護
プライバシーの保護
相談者から得た情報を厳密に秘密に保ち、無断で第三者と共有しないことを明確にします。
これにより、相談者が安心して個人的な情報を共有することができます。
4.プロフェッショナリズム
専門知識の継続的な向上
占いの技術や心理学、カウンセリング技術に関する知識を常に更新し、磨き続けることで、より鑑定の質を上げることができます。
環境の整備
相談者がリラックスして鑑定に臨めるよう、プライベートで快適な環境を整えます。
占い師が行う心理テクニックは、相談者に心を開いてもらうために必要な技術
心理テクニックを使うことによって、占い師は相談者との信頼関係を築き、ポジティブで有意義な変化を促すことができます。
相談者にとって安全で受け入れられる空間を提供することが、最終的には双方にとって最も価値のある結果を生み出すことにつながるんですね。
占い自体は、話を聞いてもらうことが大事になりますし、話をしやすい存在として認識してもらうことも大切だと思います。
話を聞いてくれない占い師だったら、相談したくなくなってしまいますから、心理テクニックを占い師が使うことは悪いことではありませんね。
最後に
上記で説明したように、占いの技術は大切ですが、それ以外にも必要な心理テクニックというのはあります。
自分がどんな占い師として活動していきたいか?という部分で考えても、必要な内容ばかりではないでしょうか。
占い師になりたての頃は、占いの答えを出すだけだとばかり思っていたので、当時は苦労しながら学んでいましたね。
技術しか学んでいない人にとっては面倒で大変だと思いますが、一度身につけてしまえば、普段から意識して会話をすることができるようになりますよ。