こんにちは。熊谷友見です。
現在の占いブームの中、占い師として仕事をしたいと考えて勉強されている方が増えてきました。
私も、リーマンショックをきっかけに占いの勉強を本格的に始めた一人ではありますが、副業を推進している会社が増えた傾向もあるのではないでしょうか。
勉強したは良いけど、占い師に転職をすることは大丈夫なのか?と思っているあなたに、私の経験から占い師への転職を考えてもらえたらと思います。
目次
占い師として転職後に成功するための秘訣とは?
会社員や別の職業から占い師へ転職する場合、「本当にうまくいくのか?」「安定した収入を得られるのか?」と不安に感じることもあると思います。
私自身も、占い師に転職した時は、不安を感じていました。
しかし、しっかりと準備をすれば、占い師として成功することは十分に可能なんですよ。
ここでは、転職後に成功するためのポイントを紹介します。
占いの実力を確実に身につける
まずは、確かな占いの技術を習得することが最優先です。
すでに学んでいる占術がある場合は、それをさらに深めるようにしましょう。
まだ学び始めたばかりなら、実際の鑑定経験を積むことが必要ですよ。
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無料モニターを募集して練習する
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知人や友人を占い、フィードバックをもらう
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SNSやブログで占いに関する発信をする
これらを実践することで、実力を高めるとともに、お客様に信頼される占い師になれます。
副業からスタートし、無理なく移行する
いきなり占い一本にするのはリスクがあるため、まずは副業として始め、軌道に乗ってから本業にするのがおすすめです。
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週末や夜にオンライン鑑定を行う
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占いアプリやチャット占いサイトに登録する
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SNSで発信しながら少しずつお客様を増やす
このように段階的に進めることで、安定した収入の基盤を作りながら、安心して転職することができます。
集客スキルを身につける
占い師として成功するには、占いの技術だけでなく「お客様を集める力」が必要です。
特に独立する場合は、自分で集客をしなければなりません。
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ブログやSNSを活用する(占いの情報やお客様の体験談を投稿)
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YouTubeやTikTokで占い動画を発信する
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口コミを増やす(無料鑑定を行い、満足した人に紹介してもらう)
こうした活動をコツコツ続けることで、安定した集客につながります。
自分の強みを明確にする
「なんでも占える占い師」よりも、「〇〇に特化した占い師」の方が選ばれやすくなります。
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復縁・恋愛特化の占い師
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仕事・転職の悩みに強い占い師
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スピリチュアルメッセージを伝える占い師
など、自分の得意分野を明確にすることで、お客様から信頼されやすくなります。
信頼関係を大切にし、リピーターを増やす
占いは一度きりではなく、「また相談したい」と思ってもらうことが大切です。
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鑑定後にお客様へ感謝のメッセージを送る
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相談内容を覚えておき、次回の鑑定で活かす
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継続的なアドバイスを行い、長期的な関係を築く
このような心遣いをすることで、お客様の満足度が高まり、リピーターが増えます。
適正な価格を設定する
最初は安すぎる価格で提供しがちですが、「適正な価格」を意識することが重要です。
適正な価格とは、お客様が納得でき、自分も無理なく続けられる価格です。
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初回はお試し価格で提供し、満足したら次回は通常料金にする
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他の占い師の料金を参考にしながら、自分のスキルに見合った価格を設定する
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定期的なプラン(毎月鑑定など)を作り、収益を安定させる
これにより、安定した収入を得ながら、お客様にも適切なサービスを提供できます。
占術の種類と特徴を理解する
占い師として活躍するためには、さまざまな占術の種類と特徴を理解し、自分に合った占術を選ぶことが大切です。
占術には大きく分けて「命術(めいじゅつ)」「卜術(ぼくじゅつ)」「相術(そうじゅつ)」の3つのカテゴリーがあり、それぞれの特徴を知ることで、お客様の悩みに合わせた占いができるようになります。
占術が理解できていなかったり、一つだけで占い師としてやっていくのは、私の経験上、難しいと思います。
自分が興味のある占いから学ぶのが良いかと思いますが、占い師に必要な占術をこちらにまとめてありますので、占術の特徴をぜひ知っておいてくださいね。
電話占いと対面占いの違いを理解する
占い師として活動する時には、大きく分けて「電話占い」と「対面占い」のどちらで鑑定を行うかを考えることになります。
それぞれの特徴を理解し、自分に合ったスタイルを選ぶことで、より良い占い鑑定ができるようになりますよ。
ここでは、電話占いと対面占いの違い、メリット・デメリット、向いている占い師のタイプを解説します。
電話占いの特徴
電話占いは、電話やチャットを通じて占いを提供するスタイルです。
近年、スマートフォンの普及により利用者が増え、多くの占い師が活躍しています。
メリット
- 全国どこからでも依頼が来る → 地域に関係なく、多くの相談者と出会える。
- 時間や場所を選ばず鑑定できる → 自宅や好きな場所で仕事が可能。
- 対面が苦手な相談者も利用しやすい → 顔を見せずに相談できるため、気軽に話せる人が多い。
- すぐに仕事を始められる → 電話占い会社に登録すれば、初期投資が少なくスタートしやすい。
デメリット
- 表情や雰囲気が見えない → 相談者の感情の変化を読み取りにくい。
- 占術の制限がある → 手相や顔相など、視覚的な情報を必要とする占いはできない。
- 音声のみで信頼を築くスキルが必要 → 言葉遣いや声のトーンに気をつける必要がある。
電話占いに向いている占い師のタイプ
- 言葉だけで的確に伝えられる人(説明力がある)
- スピリチュアルやタロットなど、視覚に頼らない占術が得意な人
- 自宅で自由に働きたい人
以上のタイプが電話占いに向いていると言えますね。
対面占いの特徴
対面占いは、占い館・カフェ・イベントなどで直接相談者と会って占う方法です。
占いの醍醐味を体感でき、相談者との信頼関係を築きやすいのが特徴です。
メリット
- 相談者の表情や仕草から感情を読み取れる → より的確なアドバイスが可能。
- 手相・顔相・風水などの占術が使える → 視覚的な情報を活かした占いができる。
- リピーターがつきやすい → 直接会うことで信頼関係が深まり、継続的に相談してもらいやすい。
- 対話の幅が広がる → 相談者の雰囲気に合わせて、柔軟に対応できる。
デメリット
- 場所の確保が必要 → 占い館・カフェなど、仕事をするスペースが必要。
- 集客が難しいこともある → 競争が激しいエリアではお客様を集める工夫が必要。
- 移動時間や待機時間が発生する → 占い館やイベント会場までの移動が必要。
対面占いに向いている占い師のタイプ
- お客様とのコミュニケーションを大切にしたい人
- 手相・顔相・風水など、対面ならではの占術を活かしたい人
- 実際にお客様と会って占いをしたい人
以上のタイプが対面占いに向いていると言えますね。
電話占いと対面占いのどちらを選ぶべき?(働き方の違い)
どちらのスタイルが自分に合っているかを考え、自分の強みを活かせる方法を選ぶことが、占い師としての成功に繋がりますよ。
- 自由な時間に働きたい → 電話占い
- 対話を大事にしたい → 対面占い
- 手相や風水を扱う → 対面占い
- スピリチュアル・タロットを扱う → 電話占いでもOK
- 全国の相談者とつながりたい → 電話占い
電話占いと対面占いを組み合わせて活動する占い師も増えています。
たとえば、普段は電話占いをメインにしながら、月に数回対面鑑定を行うなど、自分のスタイルに合わせた働き方も可能です。
いきなり占い師に転職するのではなく、自分に合ったやり方から始めてみる
占い師に転職しても、占いだけということはまずありません。
占い会社に所属すれば、占いだけに近い環境に近づくことはできますが、占い会社によってそれぞれの考え方がありますから、一般の会社に転職した状態と変わらない印象はあります。
でも、給料は歩合制になりますから、鑑定した分のみお給料が発生するので、その分がもらえます。
しかも、占い会社は年末調整などは行ってくれないところがほとんどなので、確定申告は自分でしなければいけません。
自分で集客が苦手な方の場合は、占い会社への所属を検討されると良いかと思います。
最後に
占い師は、頭が良くても悪くてもできない仕事と言われています。
頭が良い人は、割に合わないので、占いとは違う仕事を考えますし、頭が悪かったらアドバイスができないので、極端ではできないと言われているんですよね。
頭の良し悪しもありますが、占い師は柔軟性が必要にも感じます。
柔軟性がなければ、新しいことを取り入れなかったりしますし、お金を稼がなければいけないので、客観的な意見を聞かなかったりします。
私も最初は、話すだけの仕事だと思っていたのですが、この世界に入ることで、占い師として継続させることの難しさも実感しました。
大変な部分があっても、人の悩みが解消されたり、笑顔になってもらえるようになるのは、この仕事の醍醐味かなと思います。