こんにちは。熊谷友見です。
易占いというと、難しそうなイメージが強く、敷居が高く感じられるかもしれません。
私自身、最初の頃は「難しいし、面白くない」と思い、なかなか学び始める気になれませんでした。
しかし、易占いに興味を持ち学び始めると、苦手意識が強かった私でも易占いでも読みやすい本が豊富にあることがわかり、その抵抗感は次第に消えていきました。
特に、初心者でも理解できる易経のわかりやすい本や、具体的な易占いのやり方を学べる書籍は大変役立ちました。
易占や易経の学習は、一見難しそうに感じるものの、適切な本を選べば楽しく進めることができます。
これから易占いを始めたいという方のために、読みやすくておすすめの本をいくつかご紹介したいと思います。
目次
易占いは種類がありますが、基本の周易から学ぶのがおすすめ
易占いと言っても、3種類あります。
- 周易
- 断易
- 梅花心易
それぞれに特徴があり、学び方や魅力が異なります。
私自身、これら3種類すべてを一通り学習しましたが、特に「梅花心易」に心惹かれました。
実際に一通り学んでみたことで、これが自分に合っていると実感しています。
ですが、書店での取り扱いや人気を見てみると、「周易」に関する本が圧倒的に多いこと。
易占いを始める際には「周易」が基本という印象が強いですし、学ぶ価値は大いにあります。
「周易」は易経の理解を深めるのにも非常に役立ち、他の易占いの基礎ともなっています。
初心者におすすめしたいのは、わかりやすく解説された易経や易占いの本を手に取ることだと思います。
易占いのやり方を学びながら、自分に合った方法や解釈を見つけていきましょうね。
周易の本は、初心者から上級者まで数多く出版されている
易占いに興味を持ち、その基礎を学びたいと思っても、どの本から手をつければいいのか悩むことはありませんか?
易経は非常に古い歴史を持ち、多くの先人たちがその知識を伝えようと書籍にまとめてきました。
しかし、現在では昭和の占い師が書いた名著すら入手困難な状況です。
絶版となり、中古市場で定価を超える値段で取引されている本も少なくありません。
易占いは、タロットカードなどと比べると、一見地味な存在かもしれませんが、その奥深さは他の占いに引けを取りません。
初心者向けにわかりやすく解説されたおすすめの易経に関する本をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.すべてがわかる384爻易占い(談話社占い選書5)
初心者でも手軽に始められる易占いの学習に最適なこの本のシリーズは、価格が手頃ながらも内容が豊富である点が魅力的です。
易経の複雑さを解消し、誰にでもわかりやすく解説しているので、初めて易占いを学ぶ方にとっておすすめの一冊となっています。
この書籍には、六十四卦それぞれについて、1つの卦で6通りの解釈を含む全384爻の意味が詳細に記されています。
「周易とは何か?」という興味を持つ方にとって、易占いや易経のやり方を学ぶうえで大変役立つ内容です。
易占いをこれから始める方や、易経の基本をしっかりと理解したい人にぴったりの、本当の意味でおすすめの一冊と言えますね。
2.黄小娥の易入門
この復刻版の本は、過去にベストセラーとなっていた易占いに関する一冊で、現在でも多くの愛好者に支持されています。
易占いを始める際に特別な道具を必要としない手軽さが魅力で、10円玉6枚を用意すれば十分です。
この本では、5円玉や50円玉、100円玉を使うことも可能ですが、表裏を見分けられれば問題ありません。
ただし、1円玉は軽すぎ、500円玉は重すぎるため、少々扱いにくいので避けた方が無難かもしれません。
さらにこの本は、六十四卦に関する詳細な解説が施されており、易経や易占いについての学習を進める上で大いに役立ちますよ。
初心者にもわかりやすく説明されていて、易占を実践的に学びたい方におすすめの一冊です。
3.易入門―正しい易占いの要領
周易と聞けば、やはり加藤大岳先生の名前が最初に出てくるほど有名な先生です。
その先生から教えを受けた方が書かれた、現在も購入可能なこの本は、易占いに興味がある人にぜひおすすめしたいものです。
この書籍は、易経の理解を深めるための基本的な知識だけでなく、実際の占い方法や具体的な事例も含まれており、易占いの初学者には読んでもらいたいと思える本でもあります。
易占いに関する書籍は、どうしても高額になりやすいのですが、この本は手ごろな価格で提供されていることから、内容の充実度に対するコストパフォーマンスの高さが際立っており、購入する価値があると思います。
易占を効果的に学習したい方にとっては、わかりやすく実践的なアプローチが取り入れられたこちらの書籍もとても魅力のある本になりますよ。
個人的におすすめの、初心者や独学向け易占いの本
初心者の人が本を購入する際、内容や値段など、色々と考慮するところが多いかと思います。
特に、易経の学習を本格的に始めたいと考えている方には、易占いのやり方やその背景をしっかりと理解できる書籍は重要ですしね。
初心者向けの易経の本はたくさんありますが、もう少し深い知識を得たいという方には、質の高い本を選ぶことで、理解がぐっと深まることにも繋がります。
実際に私も周囲から進められた、理解しやすく説明されている易占いの本を手に取ったことで、多くの知識を得ることができました。
独学で学びたいという方にも、読んでみる価値はあるかと思います。
今回は、易占いや易経に関して一歩踏み込んだ内容で、初心者でも親しみやすいおすすめの書籍をご紹介します。
4.すぐに役立つ銭流 易経
周易に関する古い書籍ではありますが、現在でも簡単に手に入る一冊として人気があります。
この本は、私が周易の勉強を始めたばかりの頃に、読んだ方が良いよと言われた本の一つ。
初心者の方が吉凶の判断に苦労することが多い中で、この本は易卦の爻ごとに大吉や凶などの詳しい説明があり、その複雑な判断過程を理解するのに役立ちます。
言葉遣いは昔の表現が使われているため、読みやすさはありませんが、その独特の視点から、伝統的な易占いのやり方をより深く学ぶことができると思います。
易占いを学習する際の参考書としておすすめの1冊になります。
5.サイコロを使った実占・易経
この本の特徴として、易占いのやり方の中でも、筮竹を使わない方法が記載されています。
一般的には、書籍に記された易占いの方法は、道具を使うものが主流ですが、この本はその枠を超えて、道具を使わずに易経を学ぶためのユニークな視点を提供しています。
道具が手元にない状況でも、出先で手軽に占うことができるという点は、現代のライフスタイルに非常にマッチしているとも言えますね。
道具を使うのが基本なので仕方ありませんが、易の説明だけでなく、ちょっと違う角度からの占い方が書かれてあるというのは、とても珍しいのではないでしょうか。
出先など、道具がない状態というのは常日頃からありますから、出先でもすぐに占うことができるようになれますよ。
6.易経の知識
加藤大岳先生と並ぶ著名な東洋占術の専門家である平木場先生は、東洋占術に関する書籍をたくさん出されています。
加藤大岳先生の本は、初心者には少々難しく感じることもあるため、周易を勉強してから取り組むのがおすすめです。
ですが、平木場先生の書籍は初学者にも親しみやすい内容となっています。
こちらの本も、周易を勉強した時におすすめされた本の一つでしたが、易経の基本知識から具体的な占い方法まで写真付きで詳述されているため、練習用のテキストとして非常に役立ちますよ。
この本は私にとっても手放せないものであり、周易を使う・使わない関係なく、対面鑑定を行う際には必ず持参していたくらいですからね。
易経や易占いについて深く理解したいと思う方には、この本は必読です。
周易や易経を手軽に学習したい方には、損をしない投資になることは間違いありません。
易占いの方法や易経をわかりやすく解説した本をお探しの方にも、おすすめできる一冊となっています。
易占いに関する書籍は、自分にとって読みやすいものを
世の中には、易占いや易経に関する書籍が数多くあります。
初心者から上級者まで、自分のレベルや興味に合った本を選ぶのは重要ですし、特に易経の学習を始める際には、わかりやすい本を選ぶとスムーズに理解が深まります。
易占いのやり方にも、様々なアプローチがありますが、それぞれの流派やスタイルにより特徴が異なるため、参考にする書籍の選定がカギとなります。
易占いや易経の本を読む際、すべての本に目を通すことよりも、推薦されている「おすすめの本」から選ぶことで、学習を効率的に進めることができるようになると思います。
易占いは、ある程度解釈できるようになるまでにもかなりの年数はかかりますし、それだけ読むポイントが多いというのもあるのかもしれません。
本によっては内容の深さや説明の仕方が異なるため、読みやすさや内容の理解しやすさは読者の主観に影響しますが、個人的なペースで易占いの学習を進めて、積み重なる情報を活かしていってくださいね。
最後に
易占いに関するおすすめの本をご紹介しました。
易占いの本は実に多様で、気軽に手に入るものからなかなか手に入らず、プレミアがついてとんでもない金額になっているものも存在します。
特に、「易経」に関する書籍は深みがあり、易占の世界を理解する上で必携と言えます。
実は、現在販売されている本を追及していくと、最終的には易経にたどり着くとさえ言われているくらい、奥が深いんですよね。
私が周易を学び始めた際、何十年も周易に携わる占い師たちでさえも、昔の絶版書を見ながら占いを行っているという話を耳にしました。
それほどに、優良な書籍は希少であり、価値があると思います。
初心者として、または独学で易占いや易経の学習を始める際には、初めて手にする本が自分に合うかどうか不安になるかもしれません。
しかし、幅広い書籍に触れることで、自分にとって理解しやすく、親しみやすいものを見つけることができると思っています。
特に、易占いのやり方や易経のわかりやすい本を探している方には、今現在の自分のスタイルに合った本との出会いは重要です。
長くこの周易を研究している人でも、時には「これだ!」と感じる1冊に巡り合うこともあると思います。
易経や易占いに興味を持ち、学習を深めたい方におすすめの本が多数ありますので、自分にとっての大切な1冊が見つかるといいですね。