こんにちは。熊谷友見です。

占いをする時というのは、何か悩みを抱えていて、それを解決したいために占い師の元へ相談に行かれると思います。

大きな決断の時や現状の悩みをどうしたら改善できるかなど、人によっては様々ですよね。

私も占いの勉強を始めた当初は、占い師になるなんて思ってもみませんでしたが、自分の命式を見てみると、占い師に向いている特性が表れていることを知って、不思議な縁を感じています。

では、実際に四柱推命で占い師に向いている星というのはどんなのか気になりますよね?

占いに強い関心を持つ方や、人の人生に寄り添いたいという気持ちを持つ方が、四柱推命の観点から見てどのような特徴を持つのかを知ることは、非常に興味深いテーマではないでしょうか。

占い師に向いているのはどんな人なのか、どの星が自分に何を示しているのかを知ることで、自身の特質や可能性をより深く理解するきっかけになりますよ。

四柱推命で使用する星というのは、天体の星とは違う

占い初心者の方がよく勘違いをしているケースで、四柱推命や九星気学など、東洋占術では命式の特徴として星という言葉を使うことがあります。

四柱推命では通偏星、九星気学では本命星と言ったりしますが、天体にある星とは全くの無縁です。

占星術を学んでいないので詳しくはわかりませんが、東洋占術では天体の星ではありませんので、間違えないようにしてくださいね。

四柱推命で占い師に向いている星はどんな星?

四柱推命で占い師に向いている命式にあるものは、以下の星を持っていることがあります。

通偏星の偏印

四柱推命では、十干を通偏星で特徴を表します。

印星は学問の星とも言われ、これが命式にあると頭が良い人物という見方をします。

印星は印綬と偏印に分かれ、その中でも偏印は「偏った学問」と言われています。

これを持っていると占いだけでなく、専門性の学問を勉強する傾向があります。

通偏星の食神

通偏星の中に、食傷と呼ばれるものがあります。

女性が持っていると子供との縁を表します。

この食傷でも、食神と傷官に分かれ、その中の食神は食べるものに困らないとも言われています。

この食神を持っている人は、実はおしゃべりの人が多く、話上手な傾向があり、話をする占い師などに向いているんですよ。

通偏星の比肩

通偏星の比肩というのは、自分のことを表します。

この比肩が強い人は、組織などにはあまり向かず、独立志向が強いケースが多いです。

比肩と同じように、劫財というのも似ていますので、どちらがあっても組織には向きにくいです。

占い師は個人で行う仕事ですので、比肩や劫財を持っている人は占いなどに興味を持ちやすい一面もあります。

木の五行を持っている人

四柱推命では、生年月日を五行で表して人生の流れを読み取ります。

その中でも、木の五行を持っている人は占い師になる傾向があります。

私も実は木の五行が多く、まさに占いに興味を持っていましたし、実際に占い師になっていますからね。

土の五行を持っている人

土の五行を持っている人は、占いに興味を持つ人が多いですが、どちらかというと宗教系などの意味合いが強くなります。

なので、スピリチュアルっぽさも出る傾向がありますし、実際に土の五行が多いと占いなどの神秘的なものに惹かれる方も多いですね。

土の五行を多く持っている人は、内面の頑固さが強くなりますので、興味がない占いには、とことん興味を持ちにくいという一面もありますよ。

四柱推命の神殺でも占い師の要素が出る

四柱推命で、神殺(しんさつ)呼ばれる特殊星を出す流派があります。

主に、日本で有名な泰山派と呼ばれる流派は、神殺を出していることが多いです。

私も泰山派を学んだことがあるので、時間がある時は神殺をチェックします。

この神殺でも、占い師の要素が出ることもありますよ。

華蓋(かがい)は宗教を表す

この華蓋というのは、文化・芸術・宗教・孤独を暗示します。

この神殺を持っている場合は、占いやスピリチュアルに興味を示す傾向が強いです。

私も持っていますが、土の五行と意味合いと近いイメージがあります。

目に見えない存在というものと向き合いやすいのかもしれませんね。

四柱推命の十二運にも占い師の要素が出る

四柱推命で、十二運という運勢の吉凶や特徴というのを出すことがあります。

メインで見ることは少ないですが、命式との組み合わせでより細かい特徴を見ることができるので、使用しています。

この十二運で、占いに興味を持つ要素があるので、ご紹介しますね。

十二運の衰(すい)

十二運の衰を持っている人は、保守的や継承、学者や僧侶に向いているとあります。

僧侶ということで、宗教の意味合いに近いですが、占いに興味を持つ傾向があります。

昔の人は僧侶に相談をすることも多かったため、占いとの縁も深いですね。

十二運の墓(ぼ)

十二運の墓を持っている人は、強欲や孤独、宗教や夫婦縁が変わりやすいとされています。

土の五行を表す意味合いもあるので、宗教的な部分もわかりやすいですよね。

墓の強さが強いと、自分の先祖との影響が出るとも言われているので、占いに相談したくなるケースの一つになりやすいようです。

番外編!生まれた日で占いに興味を持ちやすい日にちもある

何日に生まれたか?によっては、占いに興味を持ちやすかったり、占い師になりやすい日にちというのも存在します。

その日にちは、6日・11日・15日・24日・29日生まれの方です。

私は該当していませんが、上記の日にちに生まれた場合でも、占いや神秘的なものに興味を持ったりしやすい日にちとされています。

案外、占いに興味を持ちやすい人というのは、多くなりやすいのかもしれませんね。

最後に

ある特定の特徴に当てはまらなくても、複数の資質が組み合わさることで占い師としての特徴や独自の魅力を生み出すことがあります。

また、運命学や占いに興味を持って占いを勉強し、その学びを深めることで運気が上昇することもあります。

四柱推命という学問においても、同じことが言えます。

特に「華蓋」が命式に表れる方は、独特の魅力を持つとされ、占いに興味を示すことが多いと言われていますからね。

私自身の経験を通しても、命式の組み合わせで特定の強みが顕著になることがあります。

すべての特徴が自分に当てはまるわけではなく、特定の条件が重なることで能力が開花することを実感しています。

占いの利点として、自分自身を客観的な視点から理解するのが良さでもあります。

四柱推命において占い師に向いている星がなくても、それを活用できるのがこの学問のすばらしさです。

占い師としての道を歩むことを考えている方は、自己理解を深めつつ、向いている命式を見つけることで必ず占いを活かすことができるようになりますよ。

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