タロット占いをしている占い師

こんにちは。熊谷友見です。

ここ最近、副業がブームになっています。

ですが、この副業で占い師として活動し始めている人というのがかなり増えてきました。

私が占い師になった2011年当初は、インターネットの普及により、自分でサイトを作ってお客さんを集めるということが増え始めてきたといった印象です。

当然、占い師として活動すると決めたのはいいですが、お客さんを集めるという感覚があまりなく^^;

仕事をするようになれば自然と依頼が来る、という単純な発想だった気がします。

目次

占い師になるには

「占い師として活躍したい」「人の心に寄り添える仕事をしたい」と思ったとき、どこから始めたらよいか迷う方も多いかもしれませんね。

占い師になるには、占術の習得・実践経験・信頼の獲得という3つの柱が重要です。

1.自分に合った占術を選ぶ

占い師の道は、まず「占術を選ぶこと」から始まります。

代表的な占術には以下のようなものがあります。

  1. 生年月日から見る命術(めいじゅつ)
  2. 偶然の象意から見る卜術(ぼくじゅつ)
  3. 姿・形から見る相術(そうじゅつ)

まずは「興味」や「自分の直感」で選び、1つの占術を深く学ぶことから始めると、占い師としての軸が出来てきますよ。

命術とは?

生年月日を元に、個人の性格や大まかな運勢を見ることができ、宿命・運命を占います。

  • 西洋占星術
  • 四柱推命
  • 算命学
  • 九星気学
  • 数秘術
  • 紫微斗数
  • インド占星術

などがあります。

個人の性質や才能、相性などを占うのには向いている占術と言えます。

占い師として活動する際には、どれか一つは習得することが必要な占術です。

今年の運勢の傾向なども、命術で占います。

卜術とは?

偶然の要素を元に、人の気持ちや近未来を占います。

  • タロット
  • ルーン
  • 易(周易・断易・梅花心易)
  • 六壬神課
  • 密教占星術
  • おみくじ

人の気持ちだけでなく、目先の事柄も占うので、長期的な視点より短期的なことを占うのに向いています。

こちらも、占い師として活動する上で、習得が必要な占術の一つになります。

直近の悩みを解決したい場合は、卜術で占います。

相術とは?

相術とは、目に見える形から吉凶を占います。

  • 手相
  • 人相
  • 風水(家相)
  • 姓名判断
  • 印相

姿・形から、その人の状態や運勢の流れを占うことができます。

形を変えることで開運できるため、必要な占術ではありませんが、開運法として使われることが多いです。

形を変えることで、改善したい運を上げることができます。


2.基礎から体系的に学ぶ

占術は、感覚だけではなく論理的な知識と実践力の積み重ねで身につけていくものです。

独学のほか、以下のような学び方も効果的ですよ。

  • オンライン講座・通信教育
  • 占いスクールやカルチャーセンター
  • 現役占い師による個人レッスン
  • 書籍・動画教材で独学

など、どんな方法でも継続することと、実践でのフィードバックを得ることが成長できるポイントになりますよ。

3.実践で経験を積む

学んだ知識は「実際に人を占うこと」で真価を発揮します。

はじめは家族や友人、SNSを通じて無料モニター鑑定から始めるのも良いでしょう。

  • 様々な悩みに触れ、対応力を鍛える
  • 鑑定後の感想をもらい、改善に活かす
  • 自分の得意分野や強みを見つける

この段階での経験が、後の「有料鑑定」への土台になります。

4.名前(屋号)と活動の場を決める

プロの占い師になるためには、「占い師名(屋号)」や「活動スタイル」を決めることが必要です。

  • 本名もしくは占い師名の選定
  • 対面鑑定 / ネット鑑定(チャット・電話・メール)
  • ホームページやSNSでの情報発信
  • フリマアプリや占いサイトへの登録

近年はオンライン鑑定からスタートする人が多く、コストも低く始めやすいのが特徴です。

5.信頼を積み重ねて仕事にする

最終的に占い師として「仕事にする」には、信頼と実績の積み重ねが不可欠です。

  • 丁寧な対応と誠実な鑑定
  • クチコミや紹介の活用
  • 定期的な学びとスキルアップ
  • 自分らしい占いスタイルの確立

これらを意識し続けることで、リピーターが増え、収入も安定していきますよ。

占い師になるには「信じる力」と「続ける意志」

占い師になる道は、華やかなようでいて地道な努力の積み重ねです。

でも、あなたが「人のためになりたい」「導く力を役立てたい」と本気で思うなら、誰でも占い師になれますよ。

まずは一歩を踏み出してみてくださいね。

占い師に向いている人の特徴

「自分は占い師になりたいけど、向いているのだろうか?」という疑問を抱く方は多いものです。

しかし、占い師としての資質は、生まれ持った才能だけでなく、後から育てていける要素でもありますよ。

ここでは、占い師として活躍する人に共通する向いている人の特徴をご紹介します。

人の話を丁寧に聞ける人

占い師は、相談者の話を「占い以前」にしっかり受け止める必要があります。

ただ聞くだけではなく、「言葉の奥にある本音」や「相談者自身が気づいていない感情」にも耳を傾ける力が必要です。

共感力や傾聴力に自信がある人は、大きな強みになりますよ。

自分の直感を信じられる人

占いには理論だけでなく、直感や感覚を活かす場面が多くあります。

カードの並びや星の位置、言葉の流れから何を感じるかなど。

「なんとなく、こう感じる」「こんなイメージが浮かぶ」といった感覚を大切にできる人は、リーディングにおいて大きな力を発揮しますよ。

コツコツ努力できる人

占いの勉強や鑑定技術の向上には、地道な努力と継続が欠かせません。

学んだ知識をノートにまとめたり、練習鑑定を繰り返したりなど、派手さはなくても、目の前のことに真面目に取り組める人は、確実に成長していきます。

人の幸せを心から願える人

占い師は単に未来を予言する存在ではなく、相談者の人生をより良い方向へ導くサポーターです。

占いの結果が良くても悪くても、「その人にとって何が大切か?」を一緒に考えられる優しさと誠実さが、長く支持される占い師の特徴です。

伝える力・言葉選びに配慮できる人

占い結果をどのように伝えるかは、とても重要です。

ネガティブな結果でも、傷つけずに前向きに伝える表現力、タイミング、言葉の選び方が求められます。

普段から人に伝えるときの「言い方」に意識がある人は、鑑定でも信頼されやすくなります。

向いていない人はいないが「意識して伸ばすこと」はできる

上記のような特徴が、すべて最初から揃っている必要はありません。

大切なのは「向いているかどうか」よりも、自分自身と向き合って育てていけるかどうかです。

あなたの中にひとつでも当てはまる資質があれば、それはもう占い師としての素質ですから、あとは信じて行動するだけですよ。

生年月日から見た「占い師に向いている星」もあるので、こちらもチェックしてみてくださいね。

占い師に必要な素質とスキル

占い師として活躍するためには、単に占術を使いこなす技術だけでは不十分です。

相談者の心に寄り添い、人生のヒントを届けるためには、「人間力」と「実践的スキル」の両方が求められるんですよ。

ここでは、占い師として身につけておきたい基本的な素質とスキルをご紹介します。

必要な素質 〜占い師に向いている心の土台〜

共感力・傾聴力

相談者の話を否定せずに受け止め、気持ちに寄り添えること。占いの本質は「聴く力」にあります。

冷静な判断力と客観性

自分の感情に振り回されず、相談者の状況を俯瞰して見る力は、公平なリーディングに不可欠です。

直感を信じる感受性

カードや星の配置、言葉の流れから感覚を読み取るセンス。これは、経験とともに磨かれます。

倫理観・誠実さ

占いの結果をどのように伝えるかには、大きな責任が伴います。相談者の人生に関わる職業だからこそ、高いモラル意識が求められます。

必要なスキル 〜占い師として実践に必要な力〜

占術の理解と応用力

タロット、西洋占星術、四柱推命、数秘術など、扱う占術の基本知識と技術は必須。

知識だけでなく「相談内容に応じて使い分ける柔軟性」も大切です。

リーディング力(解釈力)

出た結果をただ読むのではなく、相談者の状況に合わせて意味づけし、人生に活かせるアドバイスに変換するスキルが必要です。

コミュニケーション力

鑑定中のやり取り、安心感のある話し方、言葉の選び方は、リピート率を左右する要素のひとつです。

ブランディングと発信力

現在は、ブログやSNSを通じて自分のスタイルを発信する力も求められます。

信頼と共感を生む文章力や発信のセンスも、今や重要なスキルです。

素質×スキル=信頼される占い師

「当たる」だけの占い師では、信頼は長続きしません。

本当に求められるのは、「心に残る」「また相談したい」と思ってもらえる存在になること。

そのためには、技術だけでなく人間力も高めていく姿勢が何より大切です。

焦らず、ひとつずつ、あなたらしいスタイルを育てていきましょう。

占いの勉強にかかる費用は?

どの占いの勉強をするにしても、費用はかかってきます。

選ぶ占術や勉強方法によって、かかってくる費用にも差が出ます。

自分に合った勉強方法を探してみてくださいね。

占い師としての働き方

占い師とひと口に言っても、その働き方は多様になってきました。

対面鑑定から電話・チャット鑑定、オンライン講座の開催、コンテンツ販売まで、ライフスタイルや強みに応じて選択肢が広がっています。

ここでは、これから占い師として活動したい人が知っておくべき主な働き方のスタイルと、それぞれの特徴を解説します。

対面鑑定(イベント出展・個人サロンなど)

もっとも古典的でありながら、今も根強いニーズのある働き方です。

相談者の表情や雰囲気から得られる情報も多く、コミュニケーションが得意な人に向いています。

ただし、場所代や集客が課題になることもあるため、ブログやSNSでの発信とセットで考えると効果的ですよ。

電話・チャット鑑定(占いアプリ・専用サイト)

スマホ一つで始められ、空き時間を活用できるのが魅力です。

副業から始めたい方や、場所に縛られず働きたい人におすすめです。

文章力・即時対応力・信頼構築力が必要とされるため、短い言葉でも心を動かすスキルが問われます。

オンライン講座・講師業

ある程度の経験を積んだ後に、自分の占術を教える立場に回ることで、収入の柱を増やすことができます。

動画講座やZoomレッスンなど、時代に合ったスタイルで提供することが可能です。

「教える」力を身につけることで、知識を整理することにもつながり、占い師としてのレベルアップにもなりますよ。

コンテンツ販売(鑑定レポート・電子書籍・占い記事など)

言語化力がある方には特におすすめ。

鑑定のPDF販売や、ブログ記事、有料メルマガなどを通して収益化できます。

自動化しやすいため、ストック型の収入につながる可能性も。

フリーランスもしくは占い会社所属型のどちらで始める?

初心者のうちは、電話占い会社や占い館に所属することで集客やシステム面のサポートを受けられ、安心してスタートできます。

会社側で集客をしてくれるので、自分で集客をしなくて良いのが大きなメリットですね。

慣れてきたら、独立して個人ブランドを築く選択肢もありますよ。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、自分の性格やライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

「自分らしい働き方」で長く愛される占い師に

占い師という職業は、場所や時間にとらわれず、自分らしいライフスタイルを実現できるのが大きな魅力です。

まずは一つのスタイルから始めて、経験を積みながら少しずつ形を変えていくこともできます。

あなたのペースで、占い師としての理想の働き方を見つけてくださいね。

占い師になる方法や占い師になりたい人の悩みを解決

副業や本業で占い師になりたい方、占い師でなくても自分の運気を上げたい方のためのアドバイスをしています。

  • 好きな占いで仕事がしてみたい
  • 手に職を付けたい
  • 占い師という仕事が自分に向いているか知りたい
  • 占い師でお金を稼ぎたい
  • うまくいっていない状態を改善したい

など、占い師としての仕事を考えている方の悩みや、運気を上げるための開運方法などをお伝えしています。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事