占い師になるには タロット
こんにちは。熊谷友見です。
タロット占いはとても人気の占いの一つになります。
タロット占いが好きだからこそ、自分も誰かを占えるようになりたい！と思ってタロットと向き合っているという人はよく聞きます。
占いの技術を身につけて、タロット占い師になるにはどうすれば良いのでしょうか？
タロット占い師になるための方法やスキルなどをお伝えしますね。
目次
プロのタロット占い師になるまでにはどんな方法があるの？
プロのタロット占い師になりたい！と思っても、どんな方法があるのか？と疑問に感じるのではないでしょうか。
まずはタロット占いを勉強しなければいけないのですが、プロになる前にタロット占いを学ぶための勉強方法をご紹介しますね。
独学でタロット占いの本やYouTubeなどで学ぶ
タロット占いの本は、人気の占いということもあり、以前からたくさんの本が出ていました。
現在も、また新しい占い師の方が本を出版されたりと、かなりたくさんの種類の本が出版されています。
私も最初は独学で勉強したこともあり、「これはわかりやすい」と思う本や、タロットカードもたくさん種類が販売しています。
独学で勉強をしたいと思う方は、私が今でもおすすめできるタロット占いの本やタロットカードをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
何回も増刷されている本ということもあり、今からタロット占いを始める人でもわかりやすいため今でも人気なんですね。
通信講座やオンライン講座でタロット占いの勉強をする
私が勉強していた頃は、少なかったですが通信講座はあったような記憶があります。
今みたいに動画配信があまり盛んではない時でしたから、通信講座用のDVDと教材がセットになっていて、自宅に配送されるものが主流でしたね。
わかりやすい動画を作っている人なら良いのですが、個人で撮影して編集したものになると声が小さかったり、ホワイトボードに書いてある文字が見えなかったりと、粗悪なものもたくさんありました。
最近の技術の進歩のおかげもあって、カメラも個人で撮影してもかなりキレイに映るようになりましたし、マイク自体も安い金額のものでも音質が良かったりするものもたくさん出ています。
家で学べるというところは以前と変わっていませんが、手元に残るDVDと違って、スマホで動画を見ることができるという点では、メリットは大きいと言えますね。
独学は難しいけれど、学びに行く時間や都合が合わない方にはおすすめの勉強方法です。
占い学校やカルチャーセンターなどでタロット占いを勉強する
東京や大阪などでは、占い学校というのがいくつかあります。
占い学校に通うことで、いくつかある占いの中から選択して勉強するというスタイルや、プロになるまでに必要最低限の内容が学べるところなど、占い学校によって分かれます。
名古屋市にはなかったので、占い学校に行くことはありませんでしたが、もし通える場所にあったら検討したかもしれません。
私が初心者の頃は、近くのカルチャーセンターでタロット占いの講座がありましたから、独学で半年ほど勉強した後、通っていました。
独学だと疑問に感じることがあっても質問する相手がいないのですが、教えてくれる先生がいる占い学校やカルチャーセンターならわからないことをすぐに聞くことができるため、私には向いていましたね。
こちらは１年半ほど通っていたのですが、平日だったこともあり都合が合わず続けて通うことができなかったのが残念でした。
占い師の弟子になる・占い師個人で開催している対面講座でタロット占いの勉強をする
ここ最近、占い師の弟子になって勉強するという人はほとんどいないと思います。
かなり昔であれば、本格的に弟子になった人に口伝を伝えるなんていうのもありましたが、今はなくなってしまったと言えるほど聞いたことがありません。
弟子という関係性になりたいのであれば、師匠になる占い師の元にかなり通い詰めて、弟子として認めてもらわないと難しいのかもしれませんね。
今は占い師個人で占い講座を開講して、技術を伝えるというケースが一般的になっています。
私も占いの技術を教えていますし、占い師としての経験値を積んできたら占いの技術を教えるという流れが多いですね。
オンライン講座でも良いのですが、対面で教えてもらうことで、細かいニュアンスも学ぶことはできますから、私は対面講座で教えてもらうのをおすすめしています。
私自身は、カルチャーセンターに通えなくなってから、個人で活動している占い師の先生からタロット占いを学びましたし、占い師としてデビューするきっかけにもなったので、当時はプロの占い師から教わって良かったと思っています。
タロット占いの技術を向上させるための練習方法
タロット占いの基本や占い方を勉強したら、今度は実践をすることになります。
勉強だけでは占うことができませんので、技術を向上させるためには何度も占って練習していく必要があります。
私も実践した、技術を向上させる方法をご紹介しますね。
毎日の占いをタロット占いで練習する
最初の頃は、誰かを占いたくても実践経験がなければ解釈はなかなかできませんよね。
私もそうでしたが、占いたいけど自信がないみたいな状態で、気持ちだけが先走っていた感じでしたから(笑)
タロット占いの解釈をできるためには、毎日の占いをタロットカードを使って行ってみましょう。
最初は１枚引きで、今日の出来事などを１枚のタロットカードから色々と考えていくというもの。
私自身は１枚引きは苦手でしたが、人によっては枚数が少ない方がわかりやすい場合もあるので、カードに触れ合う時間をたくさん作りましょう。
慣れてきたら３枚引きにして、「過去・現在・未来」で見たり、「午前・午後・夜」など質問したい内容に合わせて展開してみるのも良いですね。
私は３枚引きの方がカードを読みやすかったので、今でも３枚引きで占うことが多いです。
最初の段階は、引いたカードと解釈をノートに書いておくと、自分の解釈の違いなどがわかるようになりますよ。
家族や友人など、身近な人の占いをする
１枚引きや３枚引きなど、ある程度タロット占いに慣れてきたら、家族や友人などにお願いをしてタロットカードで占うようにしましょう。
誰かを占うことによって、占いの答えを言語化することになります。
占いをする流れや伝える言葉など、慣れないうちはスムーズにいかないものなんですよね。
私も最初の頃はうまくできず、資料を片手に色んな人を占っていた記憶がありますが、今では良い経験だったなと思います。
タロットカードの解釈も、人に伝えることの難しさや言葉の選択肢など、人を占うことによって自分にとっての問題点や必要な知識というものがわかってきます。
他人を占う段階になったら３枚引きではなく、少し枚数を増やしたスプレッドなどに挑戦して、自分に合ったスプレッドを知ることも大切ですね。
私は一般的なケルト十字は読みづらかったので、タロット占いをする時は違うスプレッドでやっていました。
知り合い以外の人を無料で占ってみる
家族や友人などは、知り合いだからあまり厳しい意見を言ってもらえなかったり、占いに慣れていない人であれば占えない質問が出たりするケースもあったりするんですね。
何度も同じ人を占ったとしても、最初は良いですが学びにはなりません。
家族や友人である程度の人数を経験したら、無料でも良いので自分の知らない人を占うということをやってみてくださいね。
自分が知らない人を占うことで、鑑定技術というのはかなり向上しますよ。
ブログやSNSなどを使って、占ってもらいたい人を探してみましょう。
プロのタロット占い師としての活動とは？
無料で何人か占ったら、今度はお金をもらってプロのタロット占い師として活動していきましょう。
では、プロのタロット占い師の活動とはどういう鑑定方法があるのかをご紹介しますね。
対面鑑定での占い方
占いは、やっぱり対面鑑定で占うというイメージが強いのではないでしょうか。
実際に鑑定を依頼してくれたお客様とお会いし、相談内容を元にタロットカードを使って占いをします。
占い館などに所属していれば、占いをする場所を提供してもらえますが、個人での活動の場合は自分で占いをする場所を決めることになります。
カフェなどのお店で行ったり、レンタルスペースなど部屋を借りて行う方法もあります。
電話鑑定での占い方
最近は、電話鑑定として占うというやり方も占いの中では主流になっている方法です。
対面鑑定の場合は、必ず指定した場所に行かなければいけませんが、電話鑑定の場合は時間になったら電話をするだけで鑑定ができるので、かなり人気になっています。
占いたいけど時間が確保しづらいとか、占い師が遠方でなかなか会いに行けない、相談内容によっては顔を見せたくないなどの時に利用される方が多いですね。
電話占い会社に所属して鑑定をする方法と、自分の電話を使って鑑定をする方法もあります。
最近は電話だけでなく、zoomなどのインターネット回線を使って話をすることもできますので、以前に比べて選択肢が増えた印象ですね。
メール・チャット鑑定での占い方
今の若い世代は、電話が苦手という人がかなり多いと言われています。
LINEなどのやり取りが主流になっている人は、文章でやり取りをすることの方が安心して相談できるというケースも増えてきました。
メールやチャットを使って鑑定をするという方法がありますので、文章の入力が問題なくできるならメールやチャット鑑定で占ってみましょう。
対面や電話と違って、文章での返信が主流になりますから、時間に囚われずに返信できるのも人気の一つになっています。
自分に合った占い方法でプロのタロット占い師として活動する
インターネットの普及により、対面だけでなく色んな鑑定方法というのができてきました。
ですが、占う側の自分にとっては、どういう鑑定方法がやりやすいのか？を見極めていくことが必要になってきます。
プロのタロット占い師なのに、カードが読みづらかったり、鑑定しづらいなどの問題が出てしまっては、継続して活動できなくなってしまいますよね。
プロのタロット占い師になるには、対面鑑定なら比較的初心者でも占いがしやすい方法ですので、対面鑑定のみで活動してみるのも良いでしょう。
最後に
プロのタロット占い師というのは、タロットの技術を身につけてから、実際に他人を占うことで実力がついてきます。
車の運転と同じで、免許を取っても普段から運転しなければ運転は上手くならないのと同じです。
誰でも最初は初心者ですし、占いの勉強をしながら実践を重ねていくことで、幅広いアドバイスができるようになってきます。
タロット占いは、最初はうまく解釈ができないうちは難しく感じますが、それほど難しいものではないんですよね。
普段からタロットカードに触れることができれば、プロのタロット占い師になることは夢ではありませんよ。
