こんにちは。熊谷友見です。

占い師の仕事をしていると、精神的に辞めたいと考えることが出てきます。

今現在、占いの勉強をしている人は、「好きなことが仕事になるのだから、辞めたいとは思わないのでは?」と感じるかもしれませんね。

占い師という仕事柄、置かれている状況によっては占いの仕事を辞めたいと思う瞬間っていうのがあります。

辞めたいという気持ちを持ったら、どう立ち直っていけば良いのかをお伝えしたいと思います。

占い師が辞めたいと感じる瞬間とは?

占い師が辞めたいと感じる瞬間というのがありますので、どんな時に感じやすいのかをお伝えしますね。

儲かるか儲からないか

占い師として集客ができなければ仕事になりませんし、儲かるか儲からないかという部分で疑問を感じるのは、自然なことです。

この職業は、単に未来を予測するだけでなく、人々の心に寄り添い、悩みや希望に耳を傾ける仕事です。

ですが、儲からなければ続けていけませんし、成功するためには以下の点を考慮する必要があります。

  • スキルと知識
  • 顧客との信頼関係の構築
  • ビジネスセンス
  • 倫理観

占い師として儲かるかどうかについては、これらの要素によって大きく変わります。

一部の占い師は非常に成功して高収入を得ていますが、一方で安定した収入を確保するのが難しいケースもあります。

最終的には、個々のスキルや努力、ビジネス戦略だけでなく市場の需要を理解することが大切なんですよ。

対面占いや電話占いの給料

対面占いと電話占いのそれぞれの給料の仕組みを、簡単にご紹介しますね。

対面占いの給料

対面占いでは、所属している会社にもよりますが、鑑定の詳細ごとに固定料金を設定し、その一部が占い師に支払われます。

料金は、鑑定の長さや占い師の経験・評判によって決まることが多いですね。

収益性は、鑑定した顧客数や鑑定時間の料金に大きく左右されます。

評判が高い占い師になると、他の占い師よりも高額な料金を設定することができますし、それによって収入も増えていきます。

対面占いは、場所の賃貸料や運営コストがどうしても発生します。

これらの経費を差し引いた金額で支払われるため、給料に直接影響を与える要素になりますね。

電話占いの給料

電話占いでは、通常、顧客が支払う料金の一部が占い師に支払われます。

料金は、通話時間に基づいて計算されることがほとんどです。

収益性は、占い師の人気やリピート率により大きく左右されますので、対面占いと似たような感じですね。

時間単価は対面占いより高い場合がありますが、あくまでも分給であり、自宅などから鑑定業務を行えるため、時間的な柔軟性が大きなメリットと言えます。

多くの電話占いサービスは、会社の独自システムにより、顧客と占い師を繋いで通話をします。

会社によって、手数料や規約が異なるため、分給自体も変わりますから、収入にも大きく影響します。

辞めたくなる理由と罪悪感

最初は、上記のような鑑定で収入を得ることがメインの仕事になってきます。

その中で辞めたくなる理由とは何か?罪悪感を感じる要素は何なのかをお伝えしますね。

精神的圧力

占い師は顧客の深い悩みや問題に対応するため、精神的な圧力が大きい職業です。

感情的な負担が重くなり、疲れを感じることがあります。

そして、占いで出た答えを素直に伝えたとしても、否定されてしまうケースもありますので、嘘を伝えているという罪悪感を感じる人もいます。

不安定な収入

占い師としての収入は不安定であり、特に初心者の場合はリピーターとなる顧客を獲得するのが難しかったりします。

経済的な不安が原因で、占い師の仕事を辞めたくなったり、実際に辞めてしまうケースもありますよ。

技術や自信の欠如

占いの技術や知識に自信が持てない場合、効果的なアドバイスができているか不安になることがあります。

これは、特に新しく参入した占い師に見られる現象です。

占いという仕事なので、「すべてにおいて当てなければいけない」という気持ちがどうしても出てしまうからなのかもしれません。

罪悪感の原因

占い師が発する言葉には、顧客に対して深い影響を与えることがあります。

鑑定時に伝えた言葉によっては、傷つけるつもりはなくても、内容によってショックを受ける人も一定数いたりします。

そのためクレームに繋がったりすることもありますし、リピーターなどがいる場合、この仕事を辞めることによって、顧客を見捨てていると感じる罪悪感を抱くことがあります。

期待に応えられない感覚

占い師には、顧客や社会からの一定の期待があります。

その理由として、「占い師はすべてのことが占いでわかる」というイメージの定着があるからなのではと感じています。

これらの期待に応えられないと感じた時、罪悪感が生じることがありますし、自信のなさにも繋がっていくことが多いです。

占い師の仕事を辞めないための対処法

せっかく占い師としての仕事をしているのですから、辞めずに長く続けていける方が良いのではないでしょうか。

私自身は、辞めたいという気持ちよりも占い師としての自身がない気持ちの方が強かったですし、今でもこの気持ちがあるので、常に勉強をしています。

勉強以外に辞めないための対処法があるので、占い師の仕事を辞めたいと感じているなら、ぜひ実践してみてくださいね。

自己ケアの重要性

精神的圧力を軽減するためには、定期的な自己ケアが重要です。

ストレス管理や、趣味への時間を持つことがとても助けになります。

私は占いの勉強をしている時は、かなりストレス発散にもなったりしていましたので、自分自身のストレス発散できる方法を行ってくださいね。

占いが趣味の人は楽しめると思いますが、それ以外の趣味を見つめるのもおすすめです。

趣味になるのかはわかりませんが、私の場合、異業種の人との会話は楽しんでいますし、占いの仕事にもプラスになることも多いですから、ぜひ色んな人と会うこともしてみてくださいね。

専門家への相談

占いの仕事をしていると、主に悩みの種になるのは集客がほとんどだと思います。

依頼がなければ続けていくこともできませんからね。

自分がどういうお客さんを集客したいか?などの悩みに対処するなら、集客の専門家の助けを求めることも一つの方法です。

SNSが得意な専門家であったり、ブログが得意な専門家などたくさんいますので、自分の求めているものを提供している方と実際にお話をしてみるのも有効です。

現実的な限界を理解する

占いに対して、現実的な限界を理解することはとても重要です。

すべての顧客を満足させることは不可能であり、自分の限界を理解することは必要不可欠だと思います。

占い師に相談すれば、すべてのことが解決できる、奇跡が起きるという期待値がとても高くなって相談に来る人もいらっしゃいます。

相談内容によっては不可能なこともありますので、そのことを相手に理解してもらえるよう、うまく誘導することも必要なんですね。

ある程度収入が安定してきたら、自分がやりたい方向へシフトする

占い師の仕事は、占いの結果がどうであれ、来た人を元気づけることも仕事になっていたりするので、カウンセラーの要素も含んでいるんですね。

素直に占いで出た答えを伝えることだけをしていたら、リピーターになってもらえなくなり、仕事が続かないという結果に繋がっていきます。

中には、自分の思った通りの言葉だけを言ってもらいたいという人もいますので、そういう人ばかり相手にしていたら、占い師の仕事を辞めたくなってしまうのは仕方がないと思います。

ですが、ある程度の経験や収入が安定してきたら、自分がやりたい占いのスタイルへシフトしていけばいいんです。

占い会社に所属していたら、どんな顧客であろうと相手にしなければいけませんが、自分ですべて行うようになれば、自分で相手を選ぶことができるようになります。

自分のやりたいことへのステップとして捉えると、気持ち的にも少しは楽になっていくのではないでしょうか。

最後に

占い師が辞めたくなる理由をご紹介しました。

個人事業主という立場であれば、誰しも同じように感じますが、占いを仕事にしている以上、一般的には失敗しないというイメージを持たれやすいです。

占い師は、どんな質問でも答えてくれるという期待感が、精神的に辛さを感じてしまうようにも思います。

ですが、同じ占いの仕事であっても、やり方を変えていけば良いので、ずっと同じことを続ける必要性はないんですよね。

自分のやりたい占いのスタイルがあれば、その目標に向かっていくための最初のステップだと思って、気持ちの切り替えも行えるようにしていきましょうね。

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